二度目で火の付く湿ったマッチ

11月16日(火) の日経平均  11、162円 前日比66円安

昨日書きましたように、どの抵抗線も一度ではクリアさせてくれませんね。
二百日移動平均も再度のアタックを要求されました。

「まあ、いいでしょう。    このぐらいのハードルなら明日一日でクリアしましょう。
この次の11,500円のボーダーラインも二度ですか?
いいですよ、、、仰せのとうり二回でクリアしてみせますから。
要するに穏やかに上昇して、12月相場まで長続きするチャートを形作れということなん
でしょう。」
「そのとうり」とチャートが申しておりますので、よろしくお願いいたします。

最近新聞の株式欄を読んでおられて、知らない難しい言葉が急に増えてきたとお思いに
なっておられる方が多いのではありませんか。
信用買い残・裁定取引・SQ・逆日歩など,現物投資オンリーの方には一体何が何やら
さっぱり判らない言葉が随分出てくるようになりました。
株式用語辞典で調べてみても,もう一つしっくり来ない言葉が多いのではないでしょうか。

これらの大半はデリバテイブ関係の言葉が多いのですが、今やする、しないは別にして
これらの言葉の意味が判らないと株式を理解出来ない時代に入ったといえるでしょう。
これらの言葉を受験時代のように丸暗記しても全く意味がありません。
一度信用取引や先物・オプションの入門編を読まれて、取引の実態を理解されることを
お勧めします。
また前にご紹介したETFや個人向けのヘッジファンドといった新しい時代の投資手法が
どんなに変化してきているかも、証券会社の店頭へ出かけられて、パンフレットを貰われて
良く研究されることです。
そうすれば今の株式投資がここ10年余りで激変していることに驚かれることでしょう。

個人投資家の今や半分の方が信用取引きをされるようになったとのことです。
松井証券では取引の70パーセント強が信用取引きに変化したそうです。
この中には信用取引きの怖さや内容も十分理解されないで、今後問題が起りそうな人が
増えそうですが、これも時代の流れといえるでしょう。
証券会社は一年の取引と簡単な電話面接のみで信用取引きの開設を許可していますが
これは非常に怖い話です。
少なくとも取引履歴をみて審査するくらいの慎重な許可が私は必要と思います。
そして一年間は三倍の枠は与えず、信用売りはできると言った運用をとるべきです。
もし皆様方でされておられるのであれば,レバレッジ機能は押さえて、信用売りの機能のみ
を活用されることをお勧めします。
by 11miyamoto | 2004-11-16 20:29 | 株価予測


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