12月1日の日経平均寄り付き10,790円(一部修正)

武蔵破れたり//
小次郎のはずだったのに//

今朝シカゴの日経平均先物が10,855円  シンガポールの日経平均が10,865円と
ぎりぎりのところで踏ん張っていたのに、日本の日経平均先物はあっけなく10,780円
からスタートし、その後も容赦のない先物の売りの嵐の洗礼を浴びました。

それまで散々先行きの展望の明るさを述べてきましたのに、この惨敗は平身低頭お詫び
するしかございません。

これだけ株が上がるチャートの条件が整ったのにも拘らず、何故株が上がらないのか、
何故先物の連中が昨日から手の平を返したように売ってくるのか、今はまだ消化不良で
解析できません。
ただ一途の望みは今日中に日経平均が10,850円以上まで終値で戻した場合は、明日
の陽転の可能性を残して、11,500円のチャンスはありえます。

もし終値で10,800円まで戻らないようであれば、ドリーム投資は全部手仕舞います。

前にも指摘をされたのですが、何故一晩で宮本道場の記事は急変するのかということを
再度説明申し上げておきます。
それは株価というものは、じわじわ上げたり、じわじわ下げたりというケースは少なくて
ある分岐点の所で上に行くか,下にいくかという節目を作ります。
この節目の読み方を上がると読むか、下がると読むかでその後の展開は全く変わってくる
のです。

従って一番安全な投資法は、この流れが決ってから投資するのがベターなのです。
今回について言えば、まだ株価は下げゾーンにいた訳ですので、上げゾーンに変わるまで
待ってから投資をすると言う方法のことです。
しかしそれは安全な投資方法ではありますが、リスクを取りにいっていない投資法であり
株を本当にマスターしたければ、このどちらかにぶれる直前に自分の考えで一方に投資
するという自分の勝ちスタイルを確立することが大切だと私は思うのです。
それが私のブログの特色です。
そうすれば負けることもあるでしょうが、真剣に株の勉強をし、負ければ何故負けたのか
という研究をすることになります。

この負けたことの研究は将来大きな財産になると思います。(これは本当に大切なこと
です。  私の言いたいことの全てはこのことを言うことだったのです。)

ただリスクを計算されて全部このやりかたで投資されるのではなく、三分の一以下にして
後は流れが決れば追撃買いをするというように,無理なく平常心で株に向かえるように
する、攻めと守りを併せ持った投資法がベストと言えるかと思います。

それと売り方の問題として、憶えていただきたい売り方があります。
それは今日のように急にどっと下げる時に、恐怖で顔を引きつって売られるやり方は
是非卒業して下さい。
顔が引きつって売る状態は,何処かに無理があるのです。
リスクをとり過ぎているとか、借金で買っているとか、体の調子が悪いとか、ともかくやってはいけない時に株をやっておられるのです。
これは一度で懲りて二度とされないことです。
その他の時は寄り付きで売ってください。  そして様子を見るのです。
場が始まって様子を見ながらというのは、最悪の時に売る羽目になります。
売らないでその日1日様子を見るということも賢明な態度です。
場合によっては流れが変わり,売らなくても済むケースだってあるかもしれないのです。
今日の朝のように急に下げるケースでは,逆に下げる連中が売りきってしまいますと
上がり出す場合が多いのです。
逆に急騰するケースも逆が言えますので、急落、急騰は様子を見るのが正解です。
by 11miyamoto | 2004-12-01 09:53 | 株価予測


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