方向定まるまでは静観

12月9日(木) 日経平均の終値 10,776.63円 前日比167.74円安
日経平均先物10,770円 前日比130円安

一言で言って今日の日経平均は弱い,脆すぎるという印象でした。
悪材料としては午後2時に出た10月の機械受注統計がマイナス3.1パーセント(予測
プラス2.4パーセント)ぐらいで,朝からのアメリカ株高、原油価格の下落、円安、
シカゴ日経平均先物の11,000円載せなどの支援材料は全て無視されたことに
なります。
これは典型的な下げトレンドのパターンです。
昨日の上げた分より、まだ下げるという最悪の終値となってしまいました。
私が示したボーダーラインに明日到達するには、200円という大きな溝が出来てしまい
ました。
しかしこの今の下げには,何か操作された下げの匂いがぷんぷんするのです。
どこかで一気にしかけてくるタイミングを見計らっている気配を感じています。

ともかく当分日経平均の落ち着く場所を見極めるまでは静観です。

とこれで終わったのでは,ただのブログです。
これから先の株価予測をして見ましょう。
前に25日移動平均線が今後の鍵を握っていると申し上げました。

この線が上がってくれば株価は上がり、下がってくれば株価は下がってくるのです。
そうしますと今から25日前の取引日は11月4日(木)となります。
その後を見てみますと大体11,000円前後で株価は8日間並んでいます。
従って今後8日間の間株価が11、000円をずーと下回って展開しますと、25日移動平均線
は下回ってくることになりますし、11,000円を早い段階で奪回しますと株価は上昇過程に
入ります。

それと今日秘中の秘として紹介しました、短期日のボーダーラインを利用してこの間に
陽転するかどうかを見るのです。
10日10,980円、13日10、960円、14日10、950円,15日10,930円、16日10,910円
17日10,900円これがボーダ-ラインです。
この価格を超えれば陽転です。
このボーダーライン超えがないかぎり、25日移動平均線の上昇はあり得ません。

それと今日のざら場で付けた10,742円は12月1日につけた10、721円を辛うじて
キープしました。  明日これを再びキープできるかどうかも、11,000円に早く
戻れるかどうかの大事な点です。

以上2点を注意しながら判断して下さい。
by 11miyamoto | 2004-12-09 18:49 | 株価予測


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