私がテクニカルチャート分析を全面に出して来ましたので、今までのような話のファンダ
メンタル部分は無視していると取られたかも判りません。 しかしテクニカルチャートだけなのはあくまで日経平均の話で、個別株中心の時は この両面を使っていたのです。 個別株で今言ったような惚れ込む会社(大小問わず、会社一体となったファンつくりをやっておられる会社)が,現時点で現れまていませんので繋ぎで先物をやっているといったほうが 適切かも判りません。 これからの世界は目に見える世界から見えない世界へとどんどんと広がってくるのではない でしょうか。 例えば「顧客第一主義」とポスターで貼れば従業員の誰もがそのポスターは見ることはできます。 しかし見たのはポスターであって、その意味する心の部分の中身は誰も判ってていないと思うのです。 こんな張り紙1枚では会社の中で一番顧客に接するレジのおばさんや受付嬢のかたが ファンの満足レベルに達するのは至難です。 お客様の要求している満足レベルはもっと具体的で、経営者から見れば取るに足らないつまらないようなものに見えることに拘っておられるのです。 パソコンを買っても判らないことを少し聴くだけで,何時間も待たされるのは当たり前。 何故膨大な研究費は投入するのに、この手の顧客の最先端部分は無視するのでしょう。 時間は食いますが、一番金を食わない顧客への心の部分への投資をもっと考える時期に きていると思うのですが、自分が生き残ることしか考えない企業がある限りまだまだ 前途は遠い道のりなのでしょうか。 株式投資というのは身近な経済行為です。 我々が買い物をした時に,顧客満足を与えられない企業は去ってもらはねばなりません。 その面ではもっと実生活に密着されている女性が、参加されて企業を選別されるべきです。 そのようにして悪い,勘違いしている企業を削ぎ落としていくことが株式投資の一つの 役目でもあると私は考えています。 前回私は薩摩の殿様の逃避行を書きました。 ここに私の株式投資への思いの全て表れています。 私の命を捨てても守りたい、そんな全身全霊を捧げられるような社長、会社に死ぬまでに 巡り合いたい、微力ではあっても私の全力でサポートしたい、これが今の願望です。
by 11miyamoto
| 2004-12-11 17:33
| 雑感
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