相場を逆手に取る。

今までの私の相場との関係で言えば、圧倒的に相場に躍らされてきた人生でした。
しかしここ2、3年で言えば相場を利用しよう、そして最近は更に逆手に取ってやろうというという考え方に変わりました。   相場に振り回されるのではなく、相場の癖を利用して逆手にとって
利益を上げようという考え方です。   それはここ2年弱ほど凄腕のデリバテイブの外資系の連中との戦いの中で学んできた逆戦法といえるものです。
昔鎌倉時代に蒙古の襲来が2度に渡りありました。     その時に日本の武士は、その時の日本のしきたりの名乗りをあげて「やあやあ」と刀を振り上げて戦ったそうです。
ところが蒙古軍は名乗りもあげず、いきなり弓矢のお返しで武士をばたばたと薙ぎ倒したそうです。   これなど今のデリバテイブを知らず、外国勢に日本の投資家が好きなようにあしらわれて敗れているいる構図とそっくりです。   敵は飛び道具を使っているのです。
接近戦が不利なのは目に見えています。   そこで生まれたのがSSC投資法です。
敵さんが作ってくれた調整や暴落を逆手にとってそれを利用しようという訳です。
少し話は変わりますが、禅で禅の心を理解するためよく禅問答を行います。   その中に「ソウ手の声をお前は聞いたか」というのがあります。   今は当用漢字にないソウの字ですが、要するに片手という意味なんです。  拍手は両手を打って聞こえるので、片手のみでは音は聞こえない筈なのです。   それをどう聞こえるかと聞いてくる訳です。   殆どの人が問答に窮するなかで、(江戸時代ですが)おさんばあさんガ「ソウ手の声を聴くよりは、ワタシヤ両手を打って商いをする」とやったのです。   それを聞いた白隠という偉い禅の坊さんが「商いが両手を叩いてできるなら、ソウ手の声は聞くに及ばず」と返したのです。  禅の坊さんのことを雲水ともいいます。   禅では物事にとらわれては駄目なのです。   雲や水のように相手の中に入りこみ、しかし出るとその主体を失わない、これが最高の生き方としています。
「相場の声を聞くよりは、私は仏の心で取引をする」、それでは皆さん一斉に「相場の声は聞くに及ばず」   合掌。
by 11miyamoto | 2005-06-14 09:00 | 十一の五六


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