毎日、新聞を賑わす3面記事の凄さに目をみはらされるのですが、インターネット上での光と闇も凄いと思うようになりました。 3面記事は人間社会の起った結果なのですが、インターネットは人間がその前に何を考えているかを,これほど如実に物語る媒体はないでしょう。
良い面でのその一つに,内部告発があります。 昔は組織優先で、自分の属する組織を告発する勇気も手段もありませんでした。 しかし今は組織も風通しをよくしないと、外部だけでなく内部からの告発に瓦解する時代になりました。 その反面のインターネットの匿名性が、殺人に近い人を誹謗し葬り去るような内容の書き込みが、一部で平気にまかり通るようになりました。 その面で人間の持つ明るい面と闇の部分が同時に出てきた感じです。 インターネットという便利な媒体ができたことで、我々はある意味で人間の持つ光と闇を同時に 見られるようになったのかもしれません。 それまでも本当の人間の本質に変わりはなく、同時にこのような面を併せ持っていたのでしょうが、それが表面化することなく、最近になってインターネットで事実として現れた分だけが私達の目の前に現れたのでしょう。 残念ながらこの闇の部分はなくならないでしょう。 自分だけの欲望や損得だけで生きる人間がなくならないかぎり、いつまでも果てしなく続いていくことでしょう。 私は初めブログを書き始めた頃は、私のブログは私のブログの気に入った方だけが訪問しておられるという暢気な考えでいたのです。 しかしごく少数とは言え、少なくとも私のブログに好意を寄せない方や、さらには私のブログが荒れたり閉鎖されることに無上の喜びを感じている 人が訪問しているということに気付いたのです。 しかし私のブログはこれでも他のブログを書いている方から見れば、無風に近いブログだそうなんです。 そういうこともあってかコメント欄や書き込み欄がないブログもあるそうです。 特に株式ブログは荒れやすいそうです。 これくらい損得に敏感なブログもないからでしょう。 インターネットの誰でも参加できて,しかも匿名性という便利さが光と闇を生んだのでしょう。 私は前に「情けは人の為ならず」ということを書きました。 この本当の意味は 人に善いことしたことも悪いことしたことも、全て本人にブーメランのようにそのした人のところへ戻ってくるということです。 心の光や闇は全ての人に宿っています。 人からよいことをしてほしいと願うなら、心の闇に封印しましょう。
by 11miyamoto
| 2005-10-30 15:01
| 雑感
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