休火山銘柄が狼煙。

今1、2ヶ月前に相場を引っ張った鉄鋼、金融、商社、石油といった銘柄が、一斉に狼煙を上げて復活寸前のチャートつきになってきました。       日経平均も10月21日に新たなスター
トを切った模様で、11月18日に一段ステージアップしたようです。
この11月18日に今までの上値抵抗線を抜けたことにより、この線がサポートラインへと変化しました。    したがって日経平均15、000円は踊り場ではなく、ただの通過点となった模様です。     来週の9日(金)はダブルSQですが、そこに向けて買い方の踏み上げ相場も考えられ、その時には大型株のこれらの株価は再度活火山となって噴火しそうな気配が濃厚となってきました。

*ダブルSQとは、株は個別株の取引きだけでなく、将来の権利を買う先物やオプションという取引が平行して行われています。     将来日経平均が高くなると読む人は買い、安くなると読む人は売る訳です。    そして先物は3ヶ月に1回、オプションは毎月1回必ず手仕舞いの売買をして決済をします。    ダブルSQというのはその二つが重なる月、即ち12月第2金曜日のことなのです。    この為この二つの売り方と買い方がその日をめがけて火花をちらして戦うためどうしても相場に波乱が起きやすくなります。   今回は一方的に買い方有利の為に
売り方が窮地に追い込まれて、最後に損失回避の為に反対売買の買いを迫られる踏み上げ相場になるのではと言われています。
初心者にはこのデリバテイブ取引は難しいかもしれませんが、一応そういう取引があって個別株にも影響があるのだというぐらいは、頭の中に入れておいて下さい。
by 11miyamoto | 2005-12-01 21:16 | 株価予測


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