日経平均は上げ過ぎの後の休憩。

しかし結構アップダウンの激しい休憩になると思います。  何故なら目下の好材料とデリバの
調整下げとの攻めぎ合いとなるからです。   しかしトータルでみると大きくは動かないと思います。   高値に釣られて高い買い物をされないことです。    持続乃至は上がったところで一旦売りでしょう。   これが3線上のアリアから中のアリアに変わる時の典型的な地合いです。    強気にも弱気にもなられることはなく、地合いが3線上のアリアに戻るまで静観して
待つことが正解だと思います。
最近株の本が飛ぶように売れ、私のようなものにまで講演会の依頼がきたので、そろそろ一段落がくるかなと言っていましたら本当に来ました。   前にも書きましたが、どうも本や雑誌は
「勝ってくるぞと勇ましく」調の、株は簡単に儲けられますといった類のものがやたらと多すぎます。   それよりも株は如何に儲けを出すのが大変か、いやそれよりも如何に危険で簡単に
お金を失うところかを書くべきです。   ところが私の言う題ではどこの出版社も「これではインパクトが弱い」といって没になるのです。   それよりも「3年で1億円稼ぎました」とやらないと
誰も本屋で買ってくれないそうなのです。     私がこのブログで何回も取り上げました、「株ほど危険なものはない」を取り上げてくれる出版社はないものですかね。     1億円の本を読んで
本当に1億円稼げた人はほぼ皆無でしょう。   しかし「株の落し穴、ここを気をつければ負けない戦いができます」の本は読んだ人の半分以上の方に大きなメリットを提供すると思うんです。   それともう一つ一番大事なこと、発想の転換、このような調整がきた時にどう立ち向かうかが、今後貴方がこの株式市場で勝てるかどうかのポイントです。    慌てふためき天を呪うようでは生き残れません。   この時こそチャンスとばかりに、3線上のアリア株から13、26、52週線をタッチした株を目をらんらんとして探す方になっていただきたいと思います。
まさにピンチはチャンスなのです。    ピンチなのかチャンスなのか、この見極めだと思います。     これぞ宮本武蔵の「観見の目立て」なのです。     武蔵が生涯無敗だったのは
遠くを近く見、近くを遠く見た発想の転換ゆえなのです。   さあ、月足、週足チャートを出して
6ヶ月後の素晴らしい株を探しましょう。   私はここは月足チャートを基本にして、週足チャートで52週線タッチしそうな株がお奨めです。   どの株かですって、探して下さい.   探せばあるもんです。    これくらい安全で、安心して持続できる株はないでしょう。  それは52週線がこれから6ヶ月先や1年先を見るときに一番頼りになる、売りのプロから見て一番崩し難い
線なのです。   それが右肩上がりなら怖いものはないでしょう。   但し上がるのに時間がかかるのは仕方がありません。    その長い時間も含めて楽しむ心境になってください。
*私のブログは相場が荒れると訪問者がいつにも増して増加されます。   今年になって毎月
倍増しています。    ブログのあれることのないように祈ります。
by 11miyamoto | 2006-02-14 07:55 | 株価予測


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