昨今の信用取引

ここ2,3年の証券会社の信用取引の勧誘に疑問を持っていました。     普通は信用取引は
株式投資を最低でも数年してからするものでした。   それが最近は株取引と同時に信用取引をする人までいて、追証の意味もわからず証券会社からの電話で始めて知り驚く人まで現れたと株式新聞に出ていました。   本人もさることながら,これを許可する証券会社にも疑問を感じます。   証券会社にしてみれば、信用取引こそ株式手数料競争の抜け穴になっているのです。    確かに1取引で525円というのは安いのですが、片一方で信用取引の利息は
年2.1%,更に無期限は3.1パーセントも取っているのです。    100万円なら6ヶ月で10,500円も取られているのです。   1,000万円で1年無期限ですと31万円もの利息を払って戦うことになるのです。     そこまでいかなくても昔から信用取引で3ヶ月以上持てば
戦いは負けとしたものなのです。    信用取引の基本は短期決戦の値幅取りなのです。
または正しくはレバレッジ機能でなく、現物取引の出来ない反対売買にこそその本領があるのです。   それを追証を取られて戦うというのは、損の上塗りは目に見えています。 
このような基本の基本さえ学ばずに、株式取引に信用取引で参戦するのは危険を超えて無謀といえます。   株式取引で一旦買いのポジションを取ると、それは売るまで自分の手を離れて怖い市場の手に委ねたことになるのです。   NY株に怯え、世界同時株安のニュースにおののき,そうでなくても現物投資でさえそうなんですから、もっとお金を大切に扱うべきです。
その為に私は三線上のアリアのときに26週線タッチ買いで切れれば売りというという怯えない戦い方を説いているのです。   日経225(コード1330)でも26週線タッチの16,400円でお進めしましたが、これを切り出した16,300円とか16,200円では売らなければいけないのです。   そうすれば15,400円でも悠々と高見の見物が出来るのです。   お金は扱う人の人格を見て働きますから,大切に扱わないとよい結果は出ないでしょう。

それはこれくらいにして相場の方ですが、やはり新興市場が収まらないことには前に進みそうにありません。   が、今までの例でも新興市場はクライマックスを超えると、15連勝もありの世界ですから,私は6月が山場と見ています。   確かに買い残も大きな要素ですが、最後はファンダメンタルが効いて売られ過ぎは是正されるでしょう。   総悲観も総楽観も長続きはしないものなのです。 
by 11miyamoto | 2006-05-31 20:41 | 十一の五六


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