相場の大局観

すべての勝負事において大局観があるかないかが、長い戦いを勝ち抜けるかを決めるポイントだと考えます。   これを抜きにして個別株だけに目をとられて勝負をしても、結局はくたびれ儲けのことが多いでしょう。    それと相場と関係なく年中取引をしている個人投資家の方がおられますが、これもプロならば兎も角お勧めできない投資方法だと考えます。
本当に大局観が備われば、このような取引方法はおかしいと気づかれる筈なのです。
ところが残念ながら大半の方は、どうもそのような大局観とは無縁の戦いがお好きなようです。
そんな見えない未来の予測よりも、目の前にある材料で判断するほうが正しいと判断されておられるのでしょう。   第一そのような方からは、相場の大局観とは何ぞやと質問されそうです。    混沌とした相場の世界に、そのような大局観を持てるのかと疑問に思われて、はなからそのような発想は持たれずに取引されておられる方が多いのでしょう。
それで立派な成績を挙げておられるのならば、私の方から何も提案することはございません。
ただもし結果が今一つの方のみ話を聴いてください。   私は経済の専門家ではありませんので、これからの日本経済や世界経済を紐解いて分析をして、これからの日本経済はこうなりますという話はできません。     私ができるのはチャート分析で見た今後の予測図です。
この分析には日経平均の月足チャートからの予測が役に立ちます。    この図で読めることは、03年4月から長期低迷から脱して株価は大きく上昇の過程に入ったことです。    それを裏付ける経済データは随分でてきました。    ただ株価は月足で見て昨年から暴走しましたので、この5月に3500円調整した訳です。(私の白本では2000円くらい調整しますと書きましたが)  しかしこの調整でほぼ巡航速度に戻りました。   現在月足チャートは未だ三線中のアリアですが、この流れを見ますと三線上のアリアへと向かっていることが読めます。    先ず24ヶ月移動平均線が120ヶ月移動平均線を下から突き抜けようとしています。    これは最高のゴールデンチャートなのです。    昨年も5月に24ヶ月移動平均線が60ヶ月移動平均線を下から突き抜いてそこから大相場が出現したのです。   それと同じ事がまもなく起ころうとしています。   今後はこの24ヶ月移動平均線に株価が突き上げられて、順調な上昇が見込めるでしょう。   ただここで注意しなければいけないのが、この24ヶ月移動平均線から株価が大きく乖離した時は前回と同じ事が起こります。   乖離幅としては4000円ぐらいが危ない気がします。   目下2000円ですから多分大丈夫でしょう。    しかしここから一気に上昇した時は要注意です。   大局観とは月足チャートをよく見て、24ヶ月移動平均線の動きの変化を注視することを言っています。    この線が伸び悩み出したり、株価が大きく乖離し出したらそれに合わせて持ち高を調整するのです。   順調に推移したら兎も角持続して含み益を増やすのです。    大局観などと正面きって言いましたが、以上簡単な見極め方です。    「 観見の目付け」を思い出してください。    真理はシンプルです。   複雑に考え過ぎますと真理を見誤ります。 

*8月11日つけで推奨していました新日鉄5401が順調な推移をしています。   三線上のアリアにもなりました。    こうなれば26週移動平均線を破られるまでは持続をお勧めします。
目下株価がやや走り過ぎの観もありますが、今後週足のロソーク足が陰線になったら一部売却も可でしょう。
  
by 11miyamoto | 2006-09-05 18:41 | 十一の五六


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