最近の日経平均はNY株が上がろうが、あれほど下がることを期待した原油価格が60ドル台で
低迷しても何の支援材料にもならない相場つきになっています。 一部にはこれから来月にかけて大暴落説まで流す人が現れてきました。 このような時に軽挙盲動は絶対に慎まなければいけません。 相場には絶対がありませんから、私も完全否定はしませんが、むしろここは次ぎの相場に向けて力を貯めている充電期間と捉えています。
何の為の充電期間かと言われたら、それはバブル崩壊後の15年間の清算を終えて、競争力のある新生日本の世紀へ入るための生みの苦しみを今味わっているという解釈です。 またチャートを見てもその戸口に立ていることが読み取れます。 もしこの戸口を突破したら、株価は再び勢いを取り戻し力強い上昇へと向かうでしょう。 もうその期間は1ヶ月内外と思われます。 その突破口が9月4日つけた日経平均の16、415円を超えてくることでしょう。
15、300円を維持するようなら、そろそろ打診買いの時期にさしかかってきたといえそうです。
底値をつけるなら今週一杯辺りの可能性が高いと見ています。 用心をするなら16、400円超えでも充分間に合うでしょう。 軌道に乗れば来年4月までは上昇が見込めると見ているからです。