イールド・スプレッドが株安のシグナル点灯

私は普段はチャート分析が主なのですが、チャート以外でその他に重視している物指しにイールド・スプレッドがあります。 イールド・スプレッドとは、株式益回りと長期金利(新発10年国債)とを比較して株価の水準を探る際に用いられる指標のことです。  昔は金利が高かったため、イールド・スプレッドは3パーセント台が普通でしたが、今は株式益回りが長期金利をはるかに上回り、マイナスとなり完全に逆転現象がおきています。  ここ1年で見ますと、マイナス2.1パーセントからマイナス3.7パーセントの間をいききしているようです。  マイナス幅が小さい時が株は割高、大きくなれば割安と見なす訳です。
それでトピックスの株価とイールド・スプレッドの関連を見てみますと、昨年4月14日にマイナス2.14パーセントをつけたのですが、株価はその後大幅な急落を見ました。 そして6月13日にマイナス3.72パーセントをつけて,その翌日株価もほぼ最安値をつけて終りました。
その後は7月18日マイナス3.62パーセント、9月26日マイナス3.60パーセント、11月21日マイナス3.51パーセントとイールド・スプレッドはいずれもマイナス幅を広げた時に、見事に株価は安値をつけているのです。 そして今回(今年5月17日)がマイナス3.48パーセントと過去の幅にほぼ並びました。 株価が割安を示す強力な指標のシグナルが点灯しました。
最悪でも日経平均の17,000円が、岩盤の底値となりそうな指標が出現したと見てよいのではないでしょうか。
過去の強力な指標の経験則を無視しては、勝つ確率は極端に悪くなります。 マイナス2.5パーセントから持ち株を減らしだし、マイナス3.5パーセントに近づけば買い場を探すというオーソドックスな投資手法が、簡単ですが成功確率の高い投資法としてお勧めします。
<5月17日日経平均平均株価のPERは18.89倍、益回りはその逆数ですから5.29パーセント,対して長期国債の利回りが1.625パーセントなのでマイナス3.66パーセントまで広がっています。>
by 11miyamoto | 2007-05-19 19:37 | テクニカル分析


<< モグラ叩き 第1次堤防決壊 >>