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株は資金量かテクニックか

良い株はありませんかが株を持っている人の挨拶としたら、金がないから出来ませんという
のが株を買われない人の決り文句です。
本当にないのかと思っていますと、300万円ぐらいはありますとのことです。
じゃあその金はどこにあるのですかと、税務署の署員のように執拗に聞きますと,銀行に
定期預金していますとおしゃられます。
私が「100万円もあれば立派に資産運用が出来ますから、残り200万円を銀行に残されたらどうですか」と提案します。
「冗談でしょう、私は1,000万円貯まればぼちぼち株を始めようと思っています.」と答えられました。

この話は私が勝手に作った作り話ですが、会話はしなくても株をされない方の実態はこんなものでしょう。
いや現に株をやっておられる方でも、この考えに近い方が結構おられます。
これは株だけの話ではなく会社経営でもしかりで、私事ですが私の亡くなった親父は「資本金が少ないから良い商売が出来ない。大資本の会社はいいよ、お前は大きい会社に入れ」
が口癖でした。

親父の言葉どおり大会社にはいったのですが、25年前にこの言葉は誤りであることに気付きました。
資本金が少ないから、従業員がいないから勝てないのではないのです。
大きい会社でもどんどん潰れています。
勝てないのは勝つ知恵とテクニックが無かっただけなのです。
最近の客層は悪くなったとか、季節が不順でとか成績の悪さを全部外部要因にしている
人や会社は敬遠されたほうがいいでしょう。

本題に戻りましょう。
今株を買うのに30万円もあれば,そこそこの会社の株が買えるのです。
元手は30万円でいいのです.。 要は負けなければいいのです。
特に初心者はこれを胆に命じてください。
すべてのゲームの真髄はこの負けないというかとから始まるのです。
プロがうろうろいる株式市場でいきなり勝つというのは虫が良すぎます。
あの戦いの名人の武田信玄ですら六分4分の勝ちをもってよしするといっているのです。
これが難しいと言われるのですか。
それは欲があり過ぎるからです。
どんどん勝つのは難しいでしょう。  しかし負けない戦いというのは知恵やテクニックが
そんなになくても出来るのです。
ここから株を始められる人はこの負けない戦いをマスターしてスタートされるべきです。
私が株式市場から学んだ最大の資産はこの負けない戦いの知恵とテクニックが一番大切だということを学んだことだと思っています。
これを嫌と言うほど学んだ後に勝つ方法にチャレンジされるべきです。
そして到達したのが3線上下のアリア(仮称)です。
じゃどうするのか。
私が勧めました三菱商事のような株を買われるのです。
これだと100株単位ですから13万円で買えるのです。
もうここから下には落ちそうも無い株を買ってスタートするのです。
それは3本の移動平均線が全て穏やかな右肩上がりのチャートの株のことです。
それも25,75、200日と上から順番に並んでいるチャートの株がいいですね。
そしてこのチャートが崩れてきたら売ればよいのです。
この逆も真なりで、株価が一番下にあり、下から順番に25,75,200日と移動平均線が
連なっていて,一番下にあった株価が地平線から顔をだし、そして雲間(移動平均線)を
抜けていこうとする、、、(、これが今回の日経平均そのものなのです)そんな株のチャート
を探されてもいいですね。
これももう株価はこれ以上下にいきようが無いのです。
そして株価が3本線の頂上に上がるまで持つのです。
詳しくはこれからおいおい記事に書きます。
私がこの原理をマスターして随分人にお教えして来ましたが、これを実行して負けたと言う方
は一人もおられません。
負けられたのは,もっと儲けたいと乗りかえられたり,気が変わられて実行されなかった為です。

知恵とテクニックがあれば資金というのは貯まるのです。
知恵とテクニックがなく株式市場に参入されれば、1億円や2億円の金などあっというまに
吸い上げられてしまいます。

株式市場にとって一億円も30万円もともにはした金なんです。
資金量で決るのなら個人は誰も参入しないでしょう。
自由裁量が最大に発揮できる個人は極めて強いのです。
私のブログは派手さはありません。それはこの考えがベースになっているからでしょう。
一発お宝銘柄はありませんが、勝ち残る原点はここにあったと思っています。

それがわかった時が貴方の株式元年になるでしょう。
by 11miyamoto | 2004-12-25 08:40 | 十一の五六

十一の五六  其の八   個別株の選別(NO1)

ある有名な料理家が「貴方がどんなものを食べてきたかを教えてくれたら,私は貴方がどんな人間かを当てて見せる」といった言葉を思い出しました。

私が株名人ならさしずめ「貴方がどんな株を買われたかを教えてくれたら、私は貴方が
どんな人間かを当てて見せる」なあーんて粋がれるのですが、残念ながらその能力は
持ち合わせていません。
しかし貴方の持ち株が闇鍋のゴッタ煮のように何でも有りの持ち株でしたら、この料理家
に良い評価を得られないことだけは確かでしょう。

世間でよく何でも物事を2種類に分けて考える人がおられます。
金のある人,ない人。  豚まんの有る日ない日。(これはちと違いました。)
世の中が不明瞭なだけに判りやすい事は結構ですが、結論から言うととか,絶対にとか
多発される方は私はやや腰が引けてしまうのです。

私が個人的に一番好きな買い方のパターンは、その人と会わなくても買われた株を聴いた
だけでその人となりが判る買い方をされているパターンの買い方です。
簡単に言えば個性が出た買い方をされているかどうかを見るのです。

新聞や雑誌に載った推奨株なら買うというのも一つの買い方ですが、これは個性と言えないと思うのです。
ご自分の仕事や好きなことに絞り込めば、それだけで普通の人には見えてこないものが
随分見えてきて人より一歩も二歩もリードでき、それが個性になると思うのです。

この間E-MAILで大学生さんから私の顧客の話を題材にして、ご自分の経験談をおくっていただきました。
それはファースト・フード店のサービスに関するご感想だったのですが、これなど一番誰もが
接し,感想を持ちやすい分野だと思います。
自分が一番食べたいものを提供してくれ、一番受けたいサービスがどのようであって欲しいかという観点でお店を探されれば,日頃利用されるお店の会社に対する認識が変わってくると思います。

私が元販売の仕事に従事していたので余計に目に付くのか知れませんが、最近は綺麗なお店で、安く、おいしいものを食べさしてくれるお店はずいぶん増えました。
しかしその素晴らしい物に対して心(サービス)が追いついていないお店が増えました。
物などすぐに追いつかれます。  最後の勝負はサービスでしょう。
この観点でどこの会社が生き残れるかは百のアナリストの推奨より、貴方が食べて、受けた
サービスで判定するほうがはるかに確実でしょう。

だから私はこの手のサービスに絡む業種で絶対に買いたい銘柄があるとすれば、そのお店の最大のお得意様が社長と言う会社です。
部下が持ってきた売上表だけを見て、自分の店に一回も行ったことのない社長のお店の
会社何かには全く興味はありません。

顧客第一主義を完全に実践している会社は,自分が作った会社の最大の顧客にならなければ辻褄があわないはずだからです。
そういう熱い思いでつくられた会社が、お客様や従業員をひきつけさすのだと考えるのですが。
by 11miyamoto | 2004-12-17 12:10 | 十一の五六

十一の五六 其の七  何か良い株ないですか?

私が今まで一番多く受けた株の質問です。
始めは真剣に答えていました。  しかし最近ではこの言葉は株仲間の「こんにちは」という
挨拶替りの言葉として解釈して、「そうですね、あるといいですね。教えて下さいよ。」と挨拶を返します。  そうするとそこで挨拶が終わることを知ったのです。

しかしこの言葉を本気で言っておられるのなら、はっきりいって問題です。
それは貴方が逆の立場になられたら良く判るはずです。
こんな難しい質問にはとても答えられないことに気が付かれる筈だからです。
相手の余裕資金の範囲も、現物でやられているのか、信用もやられているのか、どんな投資スタイルなのか、言ったとしたらいつ買われるのかと,相手について判らないことが多すぎて、それを全部無視して簡単に言うのは無責任すぎることになるからです。

それとこのような人には共通点があるのです。
株式投資家というよりは株式コレクターではないかと思えるほど多数の株式を保有されておられることです。
私が接してきた投資家の大半がこのスタイルでした。
それが私の好みの株式投資スタイルだと言われるのなら、私は一言も申し上げることは
ありません。
しかしこの投資スタイルの結果に失望されておられるのなら、投資スタイルを根本的に改められたほうがよいでしょう。

私は逆に多くて5,6銘柄まで、普通は1,2銘柄しか保有しないようにしていました。
そして行き着いたのが日経平均という唯一,最大の株(本当は指数)だったのです。
何故そこまで銘柄数を絞り込むのか、それは私がやってきた販売の仕事と深く関係しているのです。

当時は高度成長の余韻で、多数の顧客数が沢山の売上高に比例するという単純な発想が
蔓延していました。
ご多分に漏れず,私も始めは数に拘り出来るだけ沢山の顧客を獲得することに精力的でした。
暇があれば新規開拓をしていました。

しかしまもなくこの論理に疑問が生まれてきました。
新規開拓の効果が極めて悪かったからです。
顧客の欲している事と販売側との論理とがズレ出していたのです。
その時に
他社の優秀な販売員ほど顧客数が少ないことに気がつたのです。
何と1社だけの顧客で数億円を売り上げている販売員がいることも知ったのです。

顧客が求めておられたのは1週間に1回ぐらいしか来ない販売員より、毎日来て痒いところ
に手を差し伸べてくれる販売員を望んでおられたのです。
痒いところに手が届くという状態を知るということは、すなわち顧客情報のことでしょう。
従って売上に比例していたのは顧客数ではなく、顧客情報だったのです。
そこで私は顧客のところへ売上を取りにいくのではなく、顧客情報を取りに行ったのです。
顧客の好きな話題、贔屓のプロ野球チーム、出身地など痒いところに手を差し伸べられる
情報を取りに行ったのです。
そしてもう一つ顧客情報の項目が最高に沢山ある会社(即ち日本のトップ企業)を攻略することことが、この売上を最大にする近道であるという結論に達した訳です。

この私の過去の仕事の歩んだ過程と、今の私が株で歩んだ過程を見比べてください。
私が昔、自分の力不足でなし得なかったことを、今、株で成し遂げようとしている事が判って
いただけるでしょう。

仕事と株は似ていて違うところもありますから、全部この論理(情報量=利益)でいかない
部分はあるでしょう。
しかし売るという株で一番重要なタイミング一つをとっても、数十銘柄を売りこなすというのは
猛獣使いが数十頭の種類の違う動物を演技させるに等しい技に思えるのです。
それで私はそれは趣味のコレクターという範疇のお遊びと失礼ですが揶揄したのです。

私は管理職となり、部下に終始一貫して求めたことはこの質の拘り,数の拘りでした。
これに拘らず、次から次に新規開拓する販売員をバタフライセールスといって禁じました。
自分が求めているものが何に比例しているのか、この徹底的な拘りこそ成功への鍵である
と信じます。

人間の持ち時間はあっという間に使い果たします。
この貴重な持ち時間を最大に活かすコツは、何が自分の目的と連動し比例した光(殆どの
人は影に騙される)かをストレートに研究し続けることだと思います。


コメント  長い文章はこちら j-miya@kcn.ne.jp
by 11miyamoto | 2004-12-15 14:38 | 十一の五六

十一の五六 其の六

私は今インターネットという素晴らしい世界と巡り合ったことに最高の幸せを感じています。
私の年代(60歳半ば)は極端に分れます。
パソコンを悪魔の使いと称して、これが世界を破滅に追いやる機械だと言いきる友人
までがいます。
私の考え方は水のように生きたいと考えるタイプなので、格別反対もせずそのような人
とも付き合っています。
何でも自分の考えや生き方が絶対で、その逆は認めない(誰のことかは想像できますね
時々述べていますから)と言う人だけが、絶対に許せないだけです。

地球はどんどん狭くなってきています。
まもなく国境も希薄になっていくでしょう。
どこの国民でもいい人はいい、悪い人は悪いのです。
それを識別して、色分けをする生き方は許されなくなるでしょう。
その時に果たすインターネットの役割は、計り知れないものがあるでしょう。

勿論インターネットを手放しで万歳と叫べるほど、まだ成熟したツールではないかも
わかりません。
しかし我々人類はそうして自動車や飛行機を使いこなして発展してきたのです。
自動車そのものが悪い訳ではなく、誤った使いかたをしている人間に問題があるのです。

難しい論議は別にしまして、私はインターネットを手にすることにより、自分の意見を
発表できる場を与えていただいたパソコンに別の人生を与えてもらいました。
by 11miyamoto | 2004-12-03 18:48 | 十一の五六

久方の十一の五六 其の五

もし皆様から株式投資をやる上で、何が一番大切ですかという質問を頂いたら
私は攻めと守りのバランスですと答えます。

これは株式投資に限らず、ゲームしかり、また全て人生の生き方もそうですし、会社経営
だって全く同じことだと思うのです。
攻めだけでも、守りだけでも駄目だと思うのです。
ゲームの達人や会社経営の達人は、この二つのバランスが素晴らしい人なのでしょう。

しかし私を含めてこの二つのバランスが素晴らしい人というのは、極めて少ないように感じ
ます。
攻めだけの人、守りだけの人とに二分されてしまうのです。
もし今素晴らしい成績を上げておられる人がおられたら、その人はこの二つのバランス
が素晴らしい方です。
ただし少し条件がつきます。  それはある程度長期に亘ってという制約です。
良くビギナーズラックとか半年で一億円儲けましたという話があります。
それはそれで素晴らしいことです。  誰でもがこんなにはならないのですから。

しかし人間というのは悲しいというのか可笑しいと言ったら良いのか、この成功体験が
次の失敗を生み出すのです。
攻めて攻めまくった人が莫大な利益を手にしたと言う話はごまんとあります。
この大成功が次には彼を滅ぼしてしまうのです。
失敗が人を滅ぼすのではなく、成功が人を滅ぼすのです。
殆どの方はこのことを勘違いされています。 失敗を数多くした人は這い上がれるのです。
失敗は次の成功へのパスポートの宝庫です。
しかし成功は奈落への道なのです。
良く生きたければ,一生勉強です。

何を隠しましょう、この私そのものがこの繰り返しだったのです。
莫大ではありませんが、何千万ぐらいの利益は手にしました。
利益が少し桁が少なかったので滅びずに今も株をしていますが、何億と言う金をてにして
いたら今ごろは釜が崎の住人(失礼ここには素晴らしい方がおられます)になっていたこと
でしょう。

よくこのホームページを見ましても、何億円目標とか,達成しましたという記事が出てきます。
目標を持つこと自体は素晴らしいことで,頑張ってくださいというしかないのです。
しかし其の時に絶対に守っていただきたいことがあります。
それは余り短期間に目標を設定せずに、ある程度長期の計画で望まれることを提言いたし
ます。

攻めと守りを良く理解されて、無理なく,焦らず,絶えず確率を計算されて,所謂博打を
打たれないことをお勧めします。
チャンスは何回も訪れます。  それをこまめに拾ってこつこつとものにしていって下さい。
それと目標にされたお金は何に使われるおつもりですか。
お金は稼ぐことに意義があるのではなく、使うことにその人の全てが現れるということが
この年になってようやく理解できるようになってきました。
私は今までこれを逆さまにしてきました。

しかしこれを逆にして考えるようになってから、生き方が変わりました。
そうです、何回も書きました。
稼ぐは自分だけのこと、使うは人様に喜んでもらうこと。
人様に喜んでいただくお金を稼ぎたい,,,今はこの心境です。
by 11miyamoto | 2004-12-03 17:57 | 十一の五六

十一の五六 其の四

トレーデイングルームにはモーツアルトが似合う。

皆様は株の売買をどんな場所でされていますか?
最近は携帯電話からと言う方も増えられたかもしれません。
私のようにトレーデイングルーム(といっても自宅の八畳の部屋にパソコン3台ならべただけのものですが)からされておられる方もおありでしょう。
何処からされようが判断さえ狂わなければ問題はないのですが、やはりコンデイションの
良い処でしたほうが良いと思います。

幸い自分の城でやっている強みで、自分の好きな環境を設定できるという喜びがあります。
といっても余り株の取引に影響し過ぎるような刺激的な環境も困りますが、気分が落ち着けて、ときには気分が高揚するような環境が望ましいかと思います。

今までで一番相性の良いのは、モーツアルトの音楽を聞きながらしている時が最高だという
ことが判ってきました。
モーツアルトという音楽家は何年聴いても不思議な作家で、ベートーヴェンのような強い
主張はないのですが、魂で共鳴するのか,何かをしながら聴く場合最高にマッチングする
のです。
サテイも聴いた時期がありますが、すぐにモーツアルトに戻りました。
モーツアルトの音楽が痴呆患者を治したとか、酒作りで彼の音楽を聞いた酒がまろやかに
なるといった科学で説明が出来ないことが随分とおきているようです。

それと毎日パソコンに張り付いて株取引というのは体力は要りませんが、やってみますと
凄く頭脳を酷使する仕事なわけです。
その意味で生活を規則正しく、絶えず頭を柔軟に使えるようにした生活をする必要があります。

私がこれ以外で良いと思ったことでは、散歩やウオーキング、株日記、公園の清掃,人に
会うこと、外出、囲碁、読書、幹事役、妻との会話などです。
その他ではゴルフと旅行が好きなのですが、これは株の天敵です。
何回もその時に買いや売りチャンスを逃しました。
最近はノートパソコンにエアーHをつけて対応していますが、大体旅行やゴルフ場は電波
状況が悪いところが多く余り成果が出ていません。
早くジョージソロスのようにオートバイでいつでも世界を走り回っている余裕が欲しいものです。
by 11miyamoto | 2004-11-12 17:44 | 十一の五六

必勝は難しいが、必敗は簡単だ。

どんな勝負でも100戦して100戦危からずというのは、どんな達人をもってしても
不可能と思われます。
戦名人といわれた武田信玄でさえ、六分四分の戦いをもって良しとするといってい
ます。
問題は四分の負けをいかに傷を浅くするかでしょう。
それに対して絶対に負ける方法が存在するそうです。
私から見てこのようなケースが該当すると思われる例をご紹介してしてみます。

1 攻め中心で守りが手薄な方。
  野球でもゴルフでも囲碁でも攻めは滅法強いが、守りがからきし駄目というタイプ
  の方は大勝ち、大負けの繰り返しで、特に株では命取りになりかねません。
  勝負、ゲームごとはまず守りを固めて、次に打って出るという順序をを逆にして
  おられる方は要注意でしょう。
  更に例え攻めている時(株を売り買いした後)、思惑違いの局面になったらさっと
  逃げる機敏さが致命傷をかすり傷に変える方法です。
  それに対して1度株を買われると、頑固に固執されてずるずると持たれる方が多い
  のですが、100パーセント駄目という訳ではありませんが、結果良しと言う確率は
  低いでしょう。
  要は確率の低いほうに絶えず賭けられる方は、もう一度基本戦略の見直しが必要
  です。


2 平靜心を欠きやすい状態で株をやっておられる方。
  すぐパニック症状になりやすい方は、長期投資に徹せられて今流行りのデイトレード
  はされるべきではないと思います。
  また平靜心を欠きやすい状況の中で株を売買されることは、極めて負けやすい状況
  で戦っておられる方と言えるでしょう。
  余裕資金でなく、短期に入用な金での運用、酷いケースでは借金しての運用などは
  論外としても、凧の糸と相場の金は出しきるなと,昔から資金の半分の運用を勧めて
  います。
  それに株は家族の協力や理解が是非とも必要です。
  理解が得られないのであれば、何故株をするのかよく話し合われ、それでも駄目
  なら次回まで機会を待つ余裕が必要でしょう。
  それと負けが込んできた場合,休むも相場と一息置かずに勢いでのめり込む方も
  危ないケースです。
  機関投資家でもない我々個人投資家が、休み無しに絶えず株の売買をすることも
  絶対に負けることの一つです。
  もし負けない人がおられれば、それは束の間の勝利かそれともプロで個人投資家を
  越えておられます。
  
3 株の売買にその人の一貫したポリシーが感じられず、いろいろな情報を鵜呑みに
  されてやたらと雑多な株の収集に専念されている方
  ご本人はそんなことはない、自分なりに考えて売買しているとお思いでしょうが、他人
  が見てその人のポリシーが感じられるかどうかが重要なのです。
  株というのは以外に買うのは簡単なのですが、一番難しいのはいくらで売りぬけるか
  にある訳です。
  普通この観点にたてば持ち株は最大で5から6銘柄まででしょう。
  ポリシーなんて難しい言葉を使いましたが、この持ち株から逆算して絶えずネットを
  張って、自分が得意な勝ちパターンに持ちこめる株10銘柄以内に絞り込んで、待ち
  伏せ買いの吹き値売りという自分流の勝ちパターンをつくられることです。

4 株をやたらと複雑に理解しておられる方。
  株を極めようとすればするほど、株は複雑怪奇な世界に迷い込んでしまいます。
  そうかといってあまり簡単に考えてもらっても困りますが、いろいろな手法や情報を
  くまなく全部マスターしようと欲張られますと却って訳が判らなくなります。
  我々個人投資家は資金も時間も限られた中で闘うわけですから、目的を絞られる
  べきです。
  その目的に適うものだけを集中的にマスターされるべきです。
  それでも時間が足りなく迷いがでるようでしたら、まだ目的のテーマが大き過ぎるの
  です。

5 株投資を単なる金儲けの手段としか考えておられない方。
  これは宮本道場の逆憲法みたいなもので、これは私の信念であり、独断の判断です。
  商売でも株投資でも金を愛した人には石ころが、客や株そのものを愛した人には金塊
  が転がり込むと信じています。
  株も人が経営しているのですから、結局は全て人ということになるでしょう。
  良い人に巡り合いたい、そのために私は株をやっています。
  良い人に巡り合うためには,私自身が良い人になる努力を死ぬまで必至に人格を磨き
  続けなければ 、私の前に出てこられても私には見えないでしょう。
  
6 夢を待たない方
  世の中は自分が信じたことのみが実現し、信じないことは実現しません。 
  貴方は株式投資でどんな夢をお持ちですか。

  
by 11miyamoto | 2004-11-09 14:28 | 十一の五六

十一の五六 其の三

前回の十一の五六で株の高い安いという基準が判れば、貴方は既にプロレベルに到達したと述べました。
安いと思って買われた基準が何を根拠に判断されたかということです。
一般的な物差しとしてはPER(株価収益率)PBR,移動平均カイリ率、信用
買い残など、その他チャートを使った分析、IPOの売りだし銘柄の購入などいろいろな分析
によってその株価の安さに着目して購入されるのでしょう。
どれにも一理があり、それなりの根拠がありそうです。
しかしこれらの分析に基づいて購入された株式が期待どうりの成果を挙げたかと言うと
一時的にはある成果を挙げたにしても、トータルとしてみるとどうも十分な成果が上がって
いないという方が多いのではないでしょうか。
それはこの基準でしか見ておられない方は、大きな見落とし事項があるからです。

その一つ目がこれらの物差しは全て部分の物差しで、全体をみる物差しではないからです。
木よりも森を、森よりは山を、、、、、個別株を購入される前に今日経平均の動きがどうなっているのか、また強い影響を持つアメリカの株はどうなのかという判断を前提にされて購入する
必要があるのです。
ある個別株がPERが低いからといって購入されても、日経平均がどんどん下がれば殆どの
株は連れ安になり更に続落するでしょう。
購入された株はどんなに強い株と思われても、必ず全体の影響を受けます。
その全体の中心とは何かという研究を絶えずやっていませんとコンスタントな成績は望めません。
それではその全体の中心とは何なのか?
自然現象の台風に台風の目という中心があるから猛烈な雨風を降らせるわけです。
社会現象の株式にも台風の目になるような人や機関があるのです。
これらの人や機関は絶対に表に登場してきませんので、我々は知らないだけで本当は
凄い影響をうけているのです。
この動きについていくことがなによりも重要なのです。

二つ目が株には流れがあるということです。
下がり相場になりますと好材料も受け付けなくなります。  逆に上がり相場になりますと
悪材料を受け付けなくなります。
宮本道場でいう10月7日から10月25日までが下がり相場、11月2日からが上がり相場
ということになります。
この境目で陽転しましたとか、陰転しましたという言葉を使っているのです。
これで頭の良い方は気づかれたでしょう。
そう陽転しましたという直前が底、陰転しましたという直前が天ということになります。
天底売買と言っていますが本当は底と天そのもので売買することは非常に難しく、というより
危険で陽転してから、陰転してからのほが安全でお勧めします。

この二つを頭に入れられて先ほどの物差しで個別株をご購入ください。
私の道場では個別株の推奨は基本的にやっていません。
日経平均の上下に80パーセントの個別株が影響をうけますので、それは各自でご勉強して
ください。

大まかに言えばたったこれだけのことです。
判りやすくする為わざと細かいところは省きました。
これからの株式天気図のなかで、また十一の五六のなかでおいおい細かく触れていき,皆様のご理解を深めていきたいと思っております。
by 11miyamoto | 2004-11-06 11:42 | 十一の五六

十一の五六 其の二

配信してから9日が経ちました。
私の株式天気図、少しはお役に立ちましたでしょうか?
少し専門的なことが多く判りづらいと言うご意見もいただきました。
出来るだけ平易に書くよう努力するつもりですが、これが結構難しく自分の書く能力の限界を
配信してから痛感しました。
それと個別株の記述ではなく、日経平均という指標を中心に書いていますので、今まで
個別株しか扱ってこられなかった方には馴染み難い面もあるかと思います。

さて、今回は宮本道場の基本理論(五輪の書に相当)である天底投資を述べさせていただきます。

株は安く仕入れて高くなったら売るというある意味では単純な作業です。
その単純な作業にもかかわらず何故損をされる方が多いのかは、安い高いということが
キチンと理解されずに売買されておられるからだと思います。
へぼ将棋に代表されるように盤面のごく一部しか見ておられない(株でいえば自分の買った
株の上がることしか頭にない)状況だからです。
株の世界はゲームとしてみた場合極めて異例の世界なのです。
といいますのはゲームの世界ではアマとプロが混在して戦うのは異例で、例え戦うにしても
ハンデイを貰ってするのが普通です。
ところが株ではアマもプロもハンデイなしで戦います。
これが一対一で戦うのでしたら、アマは尻ごみして誰もハンデイなしで戦う人はいないと思いますが、殆どの人は対戦相手を意識しないで参戦されます。

株のアマとプロとの差を一言で言えと言われれば、この安い高いということを知っているか 
どうかに尽きると思います。
テクニックと思われた方が多いと思いますが、基本はこれなんです。
テクニックはこの基本を生かすためにある二次的なものです。
だからプロは買う値段、売る値段が決まっているのです。
そうはいっても神ならぬ人である限りプロとはいっても見込み違いはあります。 
その時にすばやく損切りできるか、、、この二つが出来る人がプロです。
こんなプロと私達は戦わねばならないのです。
しかし逆にプロと同レベルの株が安いか高いということが判るようになれば対等に戦える訳
です。
また見込み違いには損切りも駆使できるようになれるのです。
この単純に見える安いか高いという見分け方ですが、実際にマスターしていただくには
今までの我流といっては失礼ですが、判断基準を180度転換される必要があるのです。

落合監督の俺流がはやりですが、セオリーを押さえた俺流は良いのですが我流は駄目
です。
これから何回かに分けて述べさせていただく宮本道場の基本理論の天底の見つけ方を
理解して頂くためお付き合いいただきたいと思います。
株が高いか安いかという一見単純に見える判断基準にこれほどまで幅広く目配せをする
必要があるのかと、目から鱗状態になられるはずです。
なられなければ既に貴方はプロです。
by 11miyamoto | 2004-11-04 18:57 | 十一の五六

十一の五六 其の一

変なタイトルだなと思われたカもわかりませんが,私の名前ジュイチと語録の組み合わせです
これから折に触れて株式天気図だけでなく、十一の五六で私の株式投資についての考えを
述べさせていただきます。
この考え方が基本となり、おこがましく宮本道場と名乗らさせて頂いている訳です。

最初は株式投資の自己責任について述べます。
私の配信を全面的に信じられて大損を出されても、その結果は全部貴方が負うのであって
私には道義的には責任を感じても、損害は補償しないということを確認されてこの配信を
お読みくださいということです。
なんだそんな軽い気持ちで配信しているのかとお怒りになられるかもしれませんが、逆に
貴方が私の配信を信じられていくら儲けられても、私は一切請求いたしません。
というより請求できないのです。
自己責任というと責任ばかりが全面に出てきますが、反面このような素晴らしい権利と対に
なっているのです。
この素晴らしい権利とは何かというと、貴方はパーフェクトな裁量権を有しているということ
です。
このパーフェクトな裁量権を委ねる変わりに、自己責任が伴う訳です。
この逆に裁量権ゼロで自己責任もなしというパターンがあります。
すべて自己責任ばかりの世界では息が詰まりますから、自己責任なしという世界もあっても
良いと思います。
厄介なのは裁量権ゼロにもかかわらず、自己責任だけが有るという酷いパターンです。
これが日本では結構多いのです。
このようなパターンを社員に科している会社は早晩潰れます。

話を戻して裁量権について考えてみましょう。
日本人は概して権利の使い方が下手だと言われています。
だから平気で裁量権ゼロ,自己責任アリという酷い話を部下に押し付けられる感覚の上司が
日本には存在するわけです。
もっと良い意味での権利に目覚めるべきです。
この重い自己責任の反面にパーフェクトな裁量権を与えられているのですから、この権利を
パーフェクトに使い切らないと割りが合わないのです。
私は今株式投資のみの世界で生きていることに最高の幸せを感じています。
それはパーフェクトな裁量権とそれに伴う自己責任の世界があることを、株式投資が教えて
くれたからです。
裁量権をパーフェクトに握っている素晴らしさは、長く逆の世界で生きてきた人ほど痛く判る
はずです。
だからこれからの宮本道場の配信の基本の一つは、この裁量権をパーフェクトに使い切ると言うことがどんなに素晴らしいことなのかを皆様に判っていただくことであると思っています。
誰の指図もうけずに自分だけの判断だけで道を切り開いていく素晴らしさを味わっていただきたいのです。
ただ誤解されては困りますが、何でも自分の判断だけといっているのではありません。
人間が必要な食物を摂取して上手く生きていくように、本物の価値のあるものを嗅ぎ分けて
上手く吸収することが大切です。
特に株式の世界は魑魅魍魎の世界です。
貴方を食い物にして生き延びようという人間がごまんといる世界です。
何が本物で何が偽者なのかを見ぬく力が特に試される世界でもあります。
この見ぬく力はすぐにつくものではありませんが、その前に自分自身を磨くことが肝要かと
思います。
私自身が未完成だからこそ余計に感じるのです。
騙されるのは失礼な言い方ですが、騙すレベルの人間と同レベルという見方も出来るのです

株式投資は株の上手い下手という問題だけでなく、最後は人間力というか、、、自分自身を
どこまで高められたかにかかってくると思うようになりました。
そういうことも教えてくれた株式投資に感謝しています。
by 11miyamoto | 2004-10-31 06:48 | 十一の五六