カテゴリ:テクニカル分析( 62 )

イールド・スプレッドが株安のシグナル点灯

私は普段はチャート分析が主なのですが、チャート以外でその他に重視している物指しにイールド・スプレッドがあります。 イールド・スプレッドとは、株式益回りと長期金利(新発10年国債)とを比較して株価の水準を探る際に用いられる指標のことです。  昔は金利が高かったため、イールド・スプレッドは3パーセント台が普通でしたが、今は株式益回りが長期金利をはるかに上回り、マイナスとなり完全に逆転現象がおきています。  ここ1年で見ますと、マイナス2.1パーセントからマイナス3.7パーセントの間をいききしているようです。  マイナス幅が小さい時が株は割高、大きくなれば割安と見なす訳です。
それでトピックスの株価とイールド・スプレッドの関連を見てみますと、昨年4月14日にマイナス2.14パーセントをつけたのですが、株価はその後大幅な急落を見ました。 そして6月13日にマイナス3.72パーセントをつけて,その翌日株価もほぼ最安値をつけて終りました。
その後は7月18日マイナス3.62パーセント、9月26日マイナス3.60パーセント、11月21日マイナス3.51パーセントとイールド・スプレッドはいずれもマイナス幅を広げた時に、見事に株価は安値をつけているのです。 そして今回(今年5月17日)がマイナス3.48パーセントと過去の幅にほぼ並びました。 株価が割安を示す強力な指標のシグナルが点灯しました。
最悪でも日経平均の17,000円が、岩盤の底値となりそうな指標が出現したと見てよいのではないでしょうか。
過去の強力な指標の経験則を無視しては、勝つ確率は極端に悪くなります。 マイナス2.5パーセントから持ち株を減らしだし、マイナス3.5パーセントに近づけば買い場を探すというオーソドックスな投資手法が、簡単ですが成功確率の高い投資法としてお勧めします。
<5月17日日経平均平均株価のPERは18.89倍、益回りはその逆数ですから5.29パーセント,対して長期国債の利回りが1.625パーセントなのでマイナス3.66パーセントまで広がっています。>
by 11miyamoto | 2007-05-19 19:37 | テクニカル分析

トヨタの7、000円前後は絶好の仕込み場

今回紹介しました戦略投資法には、週足チャートが三線上アリアになった時に、株価が13週移動平均線を突き抜ける時に、その13週移動平均線の価格で買う方法(第4話)が一つ。 それと
逆に3線上のアリアから株価が13週移動平均線を下に突き抜けた後、更に下落して52週移動平均線まで落ちてきた時、この52週移動平均線の価格で待ち伏せ買いがあります。
ただしどの銘柄でも良いわけではなく、第4話で紹介した株に限定してほしいのです。 この投資法の最大のポイントは、そこに書きましたように銘柄選びに70%の成功確率がかかっているからです。  ここではその条件を備え、尚且つ状況がぴったりあいそうなのがトヨタ7203です。  2月末にトヨタもキャノンも世界同時株安で、当然ですが下落しました。 ところがそこからこの二つの銘柄は大きく明暗を分けるのです。 方やキャノンは二ヶ月で元の水準を回復し、
今や上場来高値を更新するに至りました。 したがって今は13週移動平均線を再び回復しましたので、再び買い戻して持続の段階にあります。  ところがトヨタは13週移動平均線を切った後の回復が芳しくなく、今は限りなく52週移動平均線に向かっています。 5月10日に7、050円を付けてきました。 後150円ぐらいでタッチする段階です。 絶好の買い場に近づいたと見るべきです。 勿論週の終値でこの52週移動平均線を、100円以上切れば一端ロスカットしていただく必要はありますが、過去の経験則ではその確率は極めて薄いでしょう。 もしここで拾うことが出来れば、1年間で約45%上昇する52週移動平均線に乗っかって株価は上昇していく計算になります。 そんなに上手く計算通りになんかなる訳ないさとお思いの方は事後経過をお楽しみください。 私は逆に一番心配しているのは、キャノンの時のように後50円まで52週移動平均線に迫りながら、そこから反発していくケースの方です。 この50円を惜しんだ為に、結果として今の価格の1、000円を取り逃がしたことになるからです。 余り底値ばかりを狙わず、そこそこの妥協も大切かも知れません。
話は戻りますが、何故キャノンとトヨタはかくも明暗を分けたかの疑問について書いてみます。
これだけを見ますとキャノンに分がありそうに見えるのですが、それは2月末に起こった世界同時株安時の両者の株価に原因があったのです。 トヨタはこの日に上場来高値をつけたのですが、そこへドカンと下落がきたのです。 この前にトヨタの将来を期待して買った人は全部置いていかれました。 これが極端に需給を悪くしたのです。 その後この人達の見切り売りが止まらず、下げがジリジリ続く結果になったのです。 方やキャノンは昨年に高値をつけて、この時点では一服状態でしたので、この後見切り売りも少なく52週移動平均線手前で切り返せたのです。 会社の内容だけでなく、短期的にはこの需給は重要で、一時的には株価の重しになることがあります。 現に今日トヨタの前3月期の決算発表をしました。 営業利益2兆2386億円で前期比19.2%は7期連続で過去最高と文句のない内容でした。 それのも係わらず株価が反応しなかったのは、この短期需給の悪さだと思います。 PERは15.4倍。 こんな美味しい株が大バーゲンセールを今やってくれているのです。

*5月11日(金) 朝の寄り付きの7、040円(52週移動平均線買い)でトヨタを買ってスタートしたことにします。  これでキャノン6、490円(13週移動平均線)と二つの買い方をした株価が今後どのように変化していくのかを追跡していきます。
by 11miyamoto | 2007-05-10 20:57 | テクニカル分析

個別銘柄の味方 オシレーター系指標

私のブログは日経平均中心で、個別銘柄の買い方が判らないというぼやきが聞えてきます。
ひと時は日経平均と個別銘柄の連動性は高かったのですが、最近はそうとばかりいえなくなってきました。 そういうこともあって個別銘柄の推奨ブログの人気が高いのですが、個別銘柄探しは本当は一番楽しい株式投資の醍醐味ですので、人の推奨株ばかりを訪ね歩くのを辞めて、ご自身で探す楽しみを見つけてください。 その時に一番有力な武器になるのは、私が提唱しました三線のアリア理論ですが、その理論と併せてお勧めなのがオシレーター系の指標です。
代表的な価格分析指標として、GCV・MACD・ストキャステイックス(STC)相対力指数(RSI)等があります。 このところ時々紹介していますので少しは身近になっていただいたかもしれません。 その中からSTCを取り上げて解説してみましょう。 この表の出し方はFainance
@niftyから株式欄、チャート、表示期間から期間、テクニカル分析からSTC(他の項目はMACDとかを押せば出ます)と出していきます。 ここでは長谷工1808を出してみましょう。
その前にこのSTCとはなにものかを知っておきませんと、後の話が判らなくなりますので簡単に説明しておきます。 どうしてこのような数値が出てくるのかは難しい計算をするのですが、プロの方以外はこれを無視して、次のように憶えてください。 マイナス100パーセントがピーク値、0がボトム値です。 したがって100に近いところで売って、0に近いところで買うといたって
簡単な指標なのです。 そこで長谷工の6ヶ月の期間の表を見てみましょう。  これで見ますと
長谷工は買い場はマイナス20パーセントを切ったところがそうだと判ります。 そこでその日の後を見ますと、昨年9月中旬にマイナス20パーセントをつけた後380円という安値をつけています。 その後が今年2月9日にマイナス15パーセントという酷い数値が出て442円という安値をつけました。 しかしその後赤線が青線を下から突き抜けました。 これがマイナス20パーセント台で出れば強烈な買いシグナルの点灯となるのです。 (逆はマイナス80パーセントを超えるところで、赤線が青線を下に抜けていく時で、この時は即売りタイミングとなります。) 後は売りシグナルの出るマイナス80パーセントまで持てば良いのです。 この確率をよくする為には、週足チャートで三線上のアリア株に的を絞るといった選別は必要でしょう。 ただしこのパターンに入った株は何回も書きますが、全株は売らないで種株として半分とか3分の1はの残してください。 後はお好みの銘柄を20から30ぐらいに絞りこんで、定期的にチェックするのです。 そうしますと今回の長谷工のようにベストタイミングの底値で買うチャンスに遭遇します。 過去の事例でのこのやり方での失敗率は、皆無とはいいませんが極めて安全な投資法といえます。 株式投資で一番大切な勉強法は、人から答えを教えてもらうことではなく、自ら答えを楽しみながら探す工夫を身につけられることです。 
今見ましたらみずほ信託8404も全く同様のシグナルが出ていました。 これから半年先が楽しみな銘柄ということが読めます。 逆に三菱商事8058についてはマイナス100とピーク値をつけていますので、当面警戒水域と判断されたほうが良い水準です。 前に推薦しました新日鉄5401は、推奨時期はぴったりでしたが、これからに関しては短期は良いのですが、まもなく危険水域の状態に入る時期にさしかかります。 後は各自でお調べ下さい。
by 11miyamoto | 2007-02-14 17:56 | テクニカル分析

PER(株価収益率 price earnings ratioの略)

チャート白本後編でPERについての誤記(55ページ)がありましたので、正しい解釈とお詫びいたします。 ご指摘頂きました方に篤く御礼申し上げます。 有難うございました。

PER=株価÷一株当りの利益です。 また一株当りの利益(EPS)=純利益÷発行株式数です。  要するに現在の株価が一株利益の何倍まで買われているかを示したものといえます。

ところで今東証一部の連結PERはどうなっているのでしょうか。 なんと11月17日(金)時点で
18.5倍まで低下したのです。 この数字は今年6月13日の暴落の時につけた18.16倍と並ぶ低水準まで売られていることを示しています。 昨年同時期が22倍台でその後も上昇して
今年初めに24倍台まで駈け上がったのと対称的な動きをしています(図30参照)。
しかしここ2年間のこの動きを見れば、このような抑制された相場の動きになるのは理に叶っていると見たほうがよいでしょう。 東証一部でPERが18倍台が仕込時で22倍台以上が過熱と判断して売りという一応の基準を頭にセットされても大きな間違いではないでしょう。 ここ2、3年で言えば17倍台当りが絶好の仕込の時といえそうです。 逆に23倍台をつければ持ち株の整理を進める用心が大切です。 個々の株についてはばらつきがあり、一概に言えませんが過去のデータで見れば基準がわかると思います。 基準としては同業他社との比較がよいでしょう。 しかしそれ以上にこの東証一部のPERに気をつけて下さい。 これからの株価はしたがって今までと同様のPERがどんどん駈け上がって株価を押し上げていくというパターンを取らなくて、企業業績の上昇を待って静かにPERの上昇をしていくパターンとなりそうです。
by 11miyamoto | 2006-11-18 14:29 | テクニカル分析

マザーマシーンの工作機械

私がこれからの相場の足腰の強さを判定する基準にしている銘柄群があります。   それは牧野フライス6135、ツガミ6101、森精機製作所6141、東芝機械6104、アマダ6113などの6100番台の銘柄群です。  この番号群を見て、ああマザーマシーン銘柄だと判った方は,相当な銘柄通と言えるでしょう。   マザーマシーンとはまさしく母なる機械、つまり機械をつくる工作機械なのです。  これから景気が良くなると判断をしますと,経営者は設備投資を考えて機械の導入を計画します。   その前段階で機械受注が増えそうだと判断した機械メーカーは、その増産を見越して工作機械メーカー(マザーマシーンメーカー)に発注する訳です。
一般には毎月発表される機械受注が注目されますが、工作機械メーカーの受注状況はそれよりも先行して景気の先行性を持っているのです。
そこで目下の成績ですが、9月の日本工作機械受注額は、前年同月比で5・8パーセント増と
48ヶ月連続プラスを記録中なのです。  それと今後の見通しでは,06年の受注額見通しでは
90年のピークの1兆4121億円を超えることは間違いがない状況となっています。   それは北米、欧州,アジアという3極の外需が揃って好調という世界経済の伸びに支えられています。
内需の伸びに若干の問題はあるにしても、今の日本の工作機械メーカーはそれを補って余りある外需の伸びでの成長が見込まれる訳です。  この銘柄群で注意されることは、チャートを見られれば判るとおり、上下が激しいのです。   買い場と売り時期のタイミングを良く見て上手く立ち回ってください。  そして株価ですが、殆どが高値の3割高下という押し目の絶好の位置にあり、更に24月線タッチ,13週線に株価が浮上と言う、ほぼみずほ信託とほぼ似た株価を構成しているのです。  紹介がやや遅れましたが、今上昇した株価が少し押し目をつけたときが絶好の買い時を形成すると見ています。
by 11miyamoto | 2006-10-26 11:49 | テクニカル分析

半値戻しは全値戻し

今日とうとう日経平均が終値でも16,000円台をキープして引けました。    6月14日に14、046円をつけてから約2ヶ月経過して,ようやく落ちつきを見せ始めました。     4月のピークからこれで半値戻しを果たしたことになります。    経験則で半値まで戻しますと、元のピーク(4月7日の17,563円)まで戻す確率は非常に高くなります。    問題はこれからやれやれの売りをこなして、もう一度は15、000円台の試練は必要でしょうが、ここを過ぎる9月からが戻りの本番を迎えるでしょう。   やはり傷が大きかった分だけ、予測通り3ヶ月の休息が必要だったようです。  これからの関門は日経平均の16,300円の壁でしょう。    今年に入ってこの辺りで株を仕入れた人は多く、ここに大きな戻りの壁があり,この戻り売りをこなす必要があります。    ただここに来ての先高観も台頭してきただけに、もみ合いが続き当分上値は押さえられるでしょうが、来週末までには解消して更なる上昇へと向かうと見ています。
一時的にもみ合いではなく下落したとしても、そこは絶好の安値での拾い場になり、中長期での
株高へのトレンドには変化はないでしょう。  
by 11miyamoto | 2006-08-16 19:21 | テクニカル分析

キャッシュポジション比率

株でコンスタントに利益を上げたければ、ただ株を買うだけから株と現金をどう配分するかというキャッシュポジション比率を絶えず考えておかれる必要があります。     一番良いのは株がもっとも過熱した時に株をすべて処分して現金にしておくことですが、これは言うは易し行うは難しの最たるものでしょう。     株はそのもっとも過熱した時が一番値上りが激しく、ここで株を売るということは至難の技です。     勿論チャートのローソク足の形や騰落レシオ25、GCV、商い高といったことを深く研究されれば不可能ではありませんが、こういった技術的なことよりも心理的な問題や株にたいしての取り組み方の問題があって実行できないケースが多いと思います。    そこで現実的な対応としては、全株売却といった思いきった作戦ではなく、どの比率で株と現金を分けるかという問題になるでしょう。    一番拙いのが、いつも全株持ち越して、現在のように底に近いと思われるときに現金がなく買い増しができないことでしょう。
それどころか信用取引まで手を伸ばして、追証を取られる為に泣く泣く株を売らされるようでは
もう勝負は戦う前にあったと考えるべきです。     そこまでは別にしても、その前に現金をすべて株に変えてしまうこと事態にも問題があります。   どのような事態がおきても大丈夫なように、いつでも最低で30パーセントぐらいは余裕の現金を持っておくというくらいのキャッシュポジション比率は考えておかれたほうがよいでしょう。     そして後は25日移動平均線を割ったら、全体の株の三分の1売る、13週移動平均線を割ったらまた三分の1売る、更に26週移動平均線を割ったらすべて売るといった自分のキャッシュポジション比率を決められるのです。
勿論決め方は自分の投資手法に照らして決められれば良いでしょう。    この基準(曖昧なものではなく、はっきりした数値や指標)を持たれないと、株は上がりはそれほどでもないのですが、下がりは急で気がついたらあっという間に買い値を割ってしまいます。    この暖めた現金の使い方が判りだした時から、皆さんの株への投資レベルは上がり出すでしょう。      
by 11miyamoto | 2006-07-19 05:55 | テクニカル分析

簡単・安全・確実な投資法  25日移動平均線投資

はじめに断っておきますが、これは私が開発した投資法ではないのですが、短期資産運用法としては最高の投資法といってもよい25日移動平均線投資法をご紹介いたします。
株価が25日移動平均線より上に頭を出したら買い、それからその株の過去の上値の乖離率に近づいたら売却するという単純なものです。    それを逃しても最悪25日移動平均線を切ったら即売却という実にシンプルな売買法です。    ちなみに日経平均で見ますと、3月10日に株価が25日移動平均線の上に顔を出しましたから買いです。   その後4月7日に株価は25日移動平均線から1,000円幅上に(約5.7%幅)乖離しましたので、上限と見て売却します。
もしこれを見逃したら4月24日の株価が25日移動平均線を切った時点で売却してもよいのです。   株価が25日移動平均線の下にある間はお休みです。    これで判りますように株価が美味しいところにある時だけ投資して、嫌なところはお休みと資産は確実に保全されるのです。   あまりに簡単過ぎてその成果を疑うくらいなのですが、日経平均の最近の日足チャートを出されて見て下さい。     皆さんが大打撃を受けた5月8日からの暴落は見事に避けていることがお判りでしょう。     実際の運用は個別の株の癖があってこれほどまでには簡単ではありませんが、来年発行予定の私の株中級編のトレンドラインの次ぎの戦略テクニックを簡単に頭だしご紹介をしておきます。 

*注意深い方は今年2月9日の「宮本道場人気銘柄 長谷工」で,既にこの25日移動平均線投資法はご紹介していたので気付かれたかもしれません。  この時にはこれがそんなに素晴らしい投資法とは気がついていませんでした。   しかし今回の下落を経験して,この投資法が
極めて下げに強い投資法だと最近気がつきました。
by 11miyamoto | 2006-06-12 19:11 | テクニカル分析

定員オーバーのエレベーター

大底圏のランプが点灯したのに株価は上に上がりたがりません。    普通はここから急速に
戻すのが過去のパターンでしたが、底ばいが続きます。     丁度定員オーバーのエレベーターの感じになってきました。     誰かが降りてくれませんとエレベーターは上へ上がれないのです。     エレベーターですと入り口に近い方が降りていただくしかないのですが、株の場合は少し違います。     まず重量オーバーの方、とは高値で目1杯買われた方。
次ぎが厚着の方、とは信用で買われて6ヶ月期限が近い方。   体力が弱い方、とは長期に自由の利かない金で投資された方。   短気な方、とは上がらないとすぐに売る癖のある人などをさすのでしょうか。    このような方が降りられるとエレベーター同様に相場も急に動き出すのです。     15、500円を割る事態になれば降りるのが正解ですが、そこまでは我慢比べです。
by 11miyamoto | 2006-05-30 17:07 | テクニカル分析

信用買い残の重し

昨日の下げの原因はNY株の下落と109円台をつけた円高といわれていますが、私が4月半ばからいつものパンパカパーンの強気でなくなったのは、昨年11月8日の45億株をピークにその後一ヶ月も30億株もの大盛況が続いた裏返しを心配しているからなのです。
当然この時に信用取引も大幅に増えてそれが大きな信用買い残となって残りました。   それが今6ヶ月の期日(信用取引では6ヶ月後に反対取引:つまり売りで決済する必要に迫られますが、今回は先高期待が強かった分だけ、殆どの方が決済を伸ばされてぎりぎりまで持たれている状況)が到来するのが、連休明けから5月末までなのです。   昨日は新興株だけでなく、ついに持ちきれなくなったその時の主役の内需株にも投売りがでてきました。   更には追証(残高が足りずに追加証拠金の差し入れ義務)の発生もあったことでしょう。    その投げのピークが昨日なのかもう一週間続くのかは今日の段階では判りません。    これからの下げの終了のサイン待ちということになります。    そのサインとはまず日足のローソク足の長い下ヒゲが出ること。  昨日は179円の下ヒゲが出ましたので、かなり長くてこれは合格でしょう。
次ぎは追証の発生ですが、これも出ましたが未だ充分でないかもしれません。   次ぎは商い高が急増することですが、昨日は19億8669万株で急増はしていません。   次ぎの段階で
大陽線(始値から終値に向けて大きく上昇した時に出るローソク足)が出ることですが、これが来週にでも出ればその前が底でしょう。   プロ筋の読みでは5月17日(水)説が多いようです。   私もその辺りかなと見ています。 
by 11miyamoto | 2006-05-13 08:46 | テクニカル分析