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嬉しいお便り

今回のチャート白本で150人近い方からお便りをいただきました。 申し訳ないのですが発送作業を優先しましたので、この度も個々に御礼のメールが出来なくて心苦しく思っております。
このブログを借りて改めて御礼申し上げます。 幸い1通も苦情(未着の連絡は3通はありましたが)もなく、嬉しい便りばかりで本当に書いて良かったと心から喜んでいます。 中には過分過ぎるお褒めに預かるものまであって恐縮いたしました。 この半年間の苦しい期間が逆に懐かしく思い出されるようになりました。 その中で私は一つだけ心にわだかまりを持っていたことがありました。 それはブログで本を売るという行為の批判でした。 その時の経緯を読んでいただいている方はご存知でしょうが、元はこの本は私が講演会をする為のテキストとして3、000円プラス送料500円(講演会費代金として)としての本でした。 それが迂闊にもこのブログにそのことを書いたために、申し込みが突然殺到しやむなく受け付けるという予測もしない方向に発展したものでした。 結果としてそのことがよかったのか悪かったのか、書いている間中もずーと悩んでいました。 吹っ切れたのは8月半ばです。 一旦は書き上げた原稿を全部破り捨ててもう一度書き直そうと決断したときでした。 出来あがったのはもう約束の9月末をはるか超えていました。  それにもかかわらず殆ど遅いぞという催促もなく、私は焦りながらも書くことに専念することができました。  その結果このような嬉しい便りをいただくことができたことです。
そして少なからずの方が、ブログで私が本を売ったことで批判のコメントを受けていることに心を痛めておられたことがわかりました。 私自身はこのブログに一切の広告も載せず、有料のメルマガもするつもりがありませんでしたので、ただただ1トレーダーとしての独り言と、それがもし初心者の方への参考になればという気持ちでスタートしそれは今も変わりがありません。
それをボランテイア気取りで本を売っているという批判は正直こたえました。 定価も本としては3、500円と高額になったことも気掛かりでした。 しかし今回の皆様からのあたたかいお便りをいただき、そのような心配が杞憂であったことがわかりほっとしています。
by 11miyamoto | 2006-11-30 11:06 | 雑感

株式投資と信念  追加あり

何事も物事の成就には信念が必要ですが、こと株式投資に限っては信念はプラスにもマイナスにも作用しますので注意が必要です。 自分の信じた信念がことごとく当った時はよいのですが、これと反対に株価が出た時に退く勇気がありませんと墓穴を掘りやすいのが信念の固まりのような方です。 戦いは6分4分の戦いをもって良しとするという武田信玄のような柔軟な戦いが出来る人のほうが実戦に強いのです。 株を買って参戦した途端に上下で益だし損切りを考えておいたほうがよいでしょう。 相場には必ず買われ過ぎと売られ過ぎの2本過ぎがありますから、相場に逆らった信念は結果として通用しません。 誤った売買をしたと思った時は、直ちに修正する勇気が大切です。 それと思いこみを信念と勘違いをされておられる方が結構おられます。 株式投資で本当に危ないのはこの思い込みなのです。 チャートや会社業績等を調べて株価は上がる筈、あるいは下がる筈といった思い込みのことです。 この大半の原因は単なる勉強不足で、多角的によく調べれば答えは違ったにもかかわらず、一方的に決めつけて
思いこみに入ってしまうケースが株式投資では多いのです。 株式投資では何十回という思いこみの失敗の試練を潜り抜けた信念のみが、使いものになるというぐらいの慎重さが求められます。

(続き)この単なる思いこみ(ひらめき)から信念に変える過程で必要なことは、思いこみを仮説に変えることです。 先ず思いこみを箇条書きにして、更にはチャートに落しこむのです。 例えば株価は2本の平行線(上は抵抗線、下はサポート線)の間を移行するという仮説を立てたとします。 しかし株価はこの通りのことが多いのですが、突然この前提から崩れる時があります。 その時に何故崩れるのか、崩れた後はどう変化するのかといった具合に検証して、そこで修正する訳です。 このような過程を通じて思いこみや思いつきを変化させて、最後に残った1パーセントの思いつきや思いこみが信念へと変わっていくのです。 しかし始めにひらめきありきなのです。 ひらめきなしにただ人真似だけでは進歩しないのです。 私が提唱しました三線のアリアや宮本道場のトレンドライン理論はこのような仮説、検証、修正といった何百という過程を経て生き残ってきた理論なのです。 このような勉強法を取って既に10年余を経過しました。 大切なのは思いつきの段階で留めないで、その思いつきを段階的に発展させていく過程を築き上げていく習慣を作り上げることが大切なのです。 ところが残念のことに大半の株式投資をされる方の思考は、この第1段階の思いつきで止まってしまっているケースが多いのです。  これでは何時までたっても確実な成功は約束されないでしょう。 発明王といわれるエジソンが「天才は1パーセントのひらめきと99パーセントの(継続した)努力」といったことの意味合いがよくわかるようになりました。 エジソンは継続の努力の天才だったのです。 石の上にも三年といいますが、更に理論として通用するにには10年の年月は最低必要な時間だったのかもしれません。 私としてはこれが完成の理論ではなく、ようやく人様に披露が出来るかなという土台の理論が出来たかなと思っています。 負けない戦いができる基礎が完成したというところです。
更にこれからこの理論に磨きをかけて勝つための戦いが出来る理論へと精進したいと考えています。
by 11miyamoto | 2006-11-29 14:10 | 雑感

株式投資とは相場の流れを掴むこと

このことをブログでもチャート白本でも言い続けてきました。 そしてその相場の流れを掴む方法を具体的に記述したつもりです。 しかし私が知る範囲でこのことをご理解頂けた方は多数派になっていません。 依然として株価を追いかけることと判断されておられる方が少なくないのです。 勿論最後は株価を追い求めているのですが、しかし株価を追い求めるのにただ株価を追いかけますと、それは自分の影を追いかけているようなものです。 影の本体である光の部分をを追いかけなければいけないのです。 私が相場の流れの中で、2万円とか17、000円といいますとその数字だけが一人歩きして、その数字にいかないと株価予測を間違えたと判断される方がおられます。 私の説明も拙いのでしょうが、この数字はあくまで今の流れが1ヶ月とか1年続いたときの株価であって、所謂暫定値なのです。 これはこれからの相場の流れをわかりやすく説明する為に仮につけた価格なのです。 もしこの途中で流れが変わることは十分ある訳ですから、この流れが変わる地点の節目や転換点を探り、株価が上下2本の幅を見つけ相場の流れを見つけることが最大の目的なのです。 始めに株価ありではなく、刻々と変わる株価を基準にしてこの流れが変わらないのかどうかを検証しているのです。 このような一見地味で大変な作業(仮説、検証、修正)を省いて、株式投資を株価当てクイズにのみ興味を示されますと、時間の問題でその方は相場から消えていかれる運命になられるでしょう。 
それと私が中長期投資を唱えながら、毎日のブログで目先の株価を追っているのではないかと思われておられる方もおられるでしょう。  今私が追っているのは下の方のサポート線探しのために毎日株価をチェックしているのです。 今回相場は6月に大きく下落して流れを変えました。 その後7月18日に再度底をつけてきましたが、その後4ヶ月余り上の抵抗線辺りで張り付き、底の平行になるサポート線を確認していないのです。 それが15、400円から15、600円の間にありそうなのですが、その線の確認と株価がそれを下回らないで頑張れるかを見ているのです。 所謂節目、転換点の確認作業をしているのです。 ここでおり返せば株価は節目となり絶好の押し目であったことになり、ここを下回りますと株価は反落して15、000円も割る可能性の高い調整となります。 多分その時は下が14、000円、上が17、500円という大きなボックス圏相場入りの可能性が高いでしょう。 節目や転換点を見つけることにより、今までのシナリオでいいのか、それとも今後の上に上げたような新しいシナリオの仮説を作り出す必要があるのか確認しているのです。 株価の予測と相場の流れの予測の違いが判るまで、白本とブログを何回も読み返してください。 ここにファンダメンタル分析とテクニカルチャート分析の決定的な違いがあると私は考えます。
by 11miyamoto | 2006-11-28 14:11 | 十一の五六

至福

私は今の日本人は本当のこの上もない幸福感(至福)を味わったことがないのではないかと思うようになりました。 今日本に充満している幸福感は物質的、肉体的、金銭的、自己的な幸福感が中心で、どれも長続きのしない刹那的な幸福感ばかりのような気がするのです。 その為により強い幸福感を味わおうとしてさらに努力をするのですが、これは喉の渇きを甘味飲料で補おうとするようなもので、更なる喉の渇きを助長するだけなのです。 早くこのような欲望から解放されて、精神的な至福へと段階を上げる道に目覚める必要があると思います。 精神的な至福感と先ほどの欲望は矛盾しません。 問題なのは精神的な至福なしに諸々の欲望を満足させようという手段にあると考えます。 目標達成のために手段を選ばないその方法に問題があると思うのです。 今の日本人は手段を目的化してしまったのではないでしょうか。  確かにある目的を達成するのには、手段をえらばない方法が一番効率的です。 しかしこのやり方では目的が達成された途端に目標がなくなり、底の浅い幸福感しか味わえないのです。 もっと奥の深い幸福感は精神的、利他的、哲学的なものでなければ本当の幸福感は味わえないでしょう。 
精神的になったからといって別に清貧の思想になる必要はないのです。 正しい方法で達成された目標はどんどん大きくしていけばよいのです。 いや逆に大きくしていくことが重要だといえるでしょう。 それを社会と共有して志の高い至福を拡大する事が、今のいじめや談合、殺人と嫌な事件の連鎖する日本の新しい突破口になるのではないでしょうか。 その為には子供達にだけ教育するというやり方では、子供達もついて来ないでしょう。 言葉ではなく行動で示す大人達の言行一致こそが一番問われることになるからです。 至福を1度でも味わった人が見本です。
by 11miyamoto | 2006-11-26 11:32 | 雑感

来週の日経平均

もう底だ底だと言いながらとうとう11月最終週となってしまいました。 週末に日経平均が日足チャートで見たサポート線で踏み止まりましたので、これで来週からは気持ちよく上昇かと見たのですが、アメリカの週末のシカゴ日経平均は15、600円と未だ下を狙ったところまで下げてきました。 こうなると日足チャートでのサポート線は全て撃破されましたので、この次ぎは週足月足チャートのサポート線の出番となりました。 ずばり15、400円。 これ以上は絶対死守の線です。 この線が破られたら売り方が一気に勢いずき、おまけに今までの相場の流れまで
崩れかねない最後の砦となりました。 逆にここで止まれば最高の押し目となり絶好の買い場の提供となります。 しかしものには限度があり、売り方が元気づけるのはここまででしょう。
何故ならファンダメンタル面では、日経平均の平均EPS(1株利益)は22日現在860円。 これで試算したPERは18倍割れ寸前。 過去3年余り株価はここから反転していますし、通期の会社予測が極めて保守的な予想を出しており、為替の円安も折り込んでおらずここからは業績の修正余地もあることから、これ以上売り込むには無理があるでしょう。 来週は売り方も何時反転しても逃げられる姿勢での相場展開が考えられ、転機はこの週の可能性が今度こそ高いでしょう。 その材料として29日(水)の10月鉱工業生産と、12月1日(金)の10月全国消費者指数が上げられます。 前回サイコロを紹介しましたが、今回は今のようにボックス圏を形成した時に有効な指標がありますので書いておきます。 それはRSI(相対力指数)といって、終値ベースで一定期間の変動幅を全て合計計算し、値幅全体のうち上昇幅が何パーセントを占めているかを示すことで、現在の相場が「買われ過ぎ」か「売られ過ぎ}という市場の過剰反応をキャッチする指標なのです。 これはどちらかと言いますと、逆張り売買に適した指標として信頼されている、つまり今のような相場にぴったりの指標と言うことです。
そこで実際の適用ですが、0から30パーセントが売られ過ぎで70から100%が買われ過ぎということなります。 具体的にはRSIが0から30パーセントの底這いから反発してきたところが
買いシグナルと見なす訳です。 日経平均のここ10日間は27、17、32、33、26、27、24、34、30とまさにこの条件を満たしています。 サイコロも3勝9敗で変わらず、共に陰の極を示したまま2週目を迎えます。 夜明け前の一番暗いところを通過中という感じがこの指数でより明確に感じていただけたでしょうか。 バンジージャンプの記事を1年前に書きましたが、度胸の試される週でもあります。
by 11miyamoto | 2006-11-25 19:00 | 株価予測

賢島カンツリークラブ

この21、22日の2日間、賢島カンツリークラブへゴルフに行ってきました。 ここは11月3から5日にアメリカの女子ツアーに組み込まれて戦いのあったところです。  総勢11名の気心の知れた楽しいグルフ旅行でした。 もう2週間余りたっていますので、ラフはそれほどでもなかったのですが、グリーンは思った以上の高速グリーンで、プロでも外した1メートル余りが上につけたため出だしで4パットして度肝を抜かれました。 パットだけでなくアプローチも玉足が速いためカップに寄らず入らずで散々な目にあうことになりました。 距離が長い上に殆どが砲台グリーンの為結果オーライで載らず、改めて今の実力を思い知らされるスコアになりました。
泊まりは宝生苑で美味しい伊勢エビの懐石料理を堪能し楽しい2日間でした。
ゴルフは別にして、何時の日かこんなところで宮本道場の研修を兼ねた講演会が開けたら楽しいだろうなと、気持ちよく露天風呂に浸かりながら考えました。  帰りの電車でその日の株価が
反騰したことを知りほっとしました。  残念ながら15、800円を割り15、675円まで下げましたが、ぎりぎりのところで反騰したことは大きな意味があります。 明日からの株価が楽しみになってきました。
 
by 11miyamoto | 2006-11-23 14:05 | 雑感

優遇税制論議

11月14日(火)に政府税制調査会は「来年度で予定通り19年末をもって有価証券の優遇税制を廃止する」方針を固めました。 期せずしてその日から株価は下落基調となりました。 今の株価の下げがこの決定が全てとは限りませんが、個人投資家の気持ちを萎えさせ、外人投資家から見ても政府が目指した「貯蓄から投資」へのシナリオから外れるため、失望売りを誘った可能性があります。 これで相場が変わるという捉え方よりも、その時の議論で私自身が失望したのは、この決定の感情的な根拠を与えていると思われる「金持ちだけを利する」税制は当然期限がくれば廃止が当然という感覚です。  その先に株で金儲けは邪道で、額に汗して働くことが大切だという固定概念があるのではと思います。 今や日本の株の売買の半数が外国人で、額だけでなく頭に脂汗もかいて働く国際感覚とずれているように思えてなりません。 それと資本主義陣営に属する日本が、その基本の株式市場をどうも一部の金持ち階級の場という感覚からもそろそろ卒業してもらう時期が来ていると感じます。 外国人に日本の株式市場の脆弱性をつかれて、先物で株価を彼等に売りまくられることは、日本にとって金持ちもその他の人も関係なくいや逆に所得が低くて株に関係ない人ほど生活が追い詰められるのです。 3年前に日経平均が8、000円台をつけたときにも、株を持たない低所得者から、「バブルでいい目をしたのだからいくらでも相場が下がればいいのだ」という感情論を聞きました。 天に唾する言葉通り本当に困ったのは、欲張りすぎた株式投資をした人とこの人達でした。 株式市場が国の税収や企業の業績だけでなく、貯蓄や年金がファンドや株式で運用されていることからも、資本主義で生きる国民は株式市場から目が離せませんし、もっと株式市場を勉強する必要があると思います。 株式市場の富はその国民すべての富なのです。 決して株を所有している人だけの限られた富みでは無いのです。 
本題に戻りますが、それを株価のサポートのために優遇策が時限立法で作られること自体が
問題でしょう。 貯蓄から株式投資へと本当に誘導したいのなら、株価という誘導目標でなく株式投資への投資率の向上が目標であるべきです。 それを安易な株価サポートとするから、その後の手段がほったらかしになり、切れた時点で麻薬患者の薬切れの症状が出てくるのです。
今政府がやらなければいけないのは、何故国民全てにとって株式投資が大切なのか、正しい株式投資とはいかなるものかといった啓発ではないのでしょうか。 株価だけを意識した問題処理では、何時までたっても問題の先送りとなるでしょう。 優遇税制を辞めるでも結構ですが、その先にどれだけ腹の据わった日本の株式投資への取り組みがあるのかがもっと説明責任を果たすべきでしょう。 それと先回の優遇策が株価対策でなく、投資率向上策として見直すのであれば、目標達成までこれは絶対に継続すべきものだと思います。 
by 11miyamoto | 2006-11-23 11:54 | 雑感

チャート白本後編の未発送分のご案内

11月20日(月)18:00に未発送分をお送りしました。  4、5日お待ち下さい。
by 11miyamoto | 2006-11-20 21:17 | 雑感

来週の日経平均

どうも短期予測は間違いばかりをしています。 先週で底値をつけると見ましたが、株価はあざ笑うようにまだ底値がありますよとばかりに下げてきました。 可能性はありますと言っていましたもう一段下のサポート線絡みで15、800円(前の価格より徐々に上昇)も視野に入る段階にきました。 
10日前にNY株が上げるパターンに入りましたので、日米同時株高になると書いたのですが、上がったのはNY株だけで日本の株はジリジリと逆に下がりつづけています。 このような時に
これからは買い下がりで、終値が15、800円を切れば売りと言ういつもの買い推奨をしても、腰が引けて買いは難しいと思われる方が多いでしょう。 そのような方に後ろからそっと押すデータをお知らせします。
それはサイコロです。 サイコロを振って偶数が出れば買い、奇数が出れば売りです。
冗談です。 冗談、 株で迂闊に人を信じてはいけませんよ。 
サイコロというのは直近の12日の株営業日の上がったか下がったかを、相撲の星取り表のように白黒で表すのです。 今日経平均は3勝9敗、TOPIXは2勝10敗と相撲取りなら無残な成績なのです。 この成績で来週を迎える訳ですが、例えばTOPIXの場合で来週中に1勝11敗になる確率は0.32パーセント、日経平均で見ますと2勝10敗になる確率は1.93パーセントとなります。 この確率は逆の時にも使える訳ですが、どちらにしてもこれ以上に悪くなる確率は極めて少ないレベルに来ていると見るほうが客観的な見方なのです。 したがって殆どの株価はここで反転しています。 ということは今度こそ底打ちの可能性が極めて高いのです。
一応ここにサイコロの図をのせておきます。

日にち     1   2   6   7   8   9    10   13   14  15  16  17  
日経平均    ●  ●   ●   ○   ○   ●   ●   ●   ●   ○   ●   ●  
TOPIX      ○  ●  ●  ●   ●  ●   ●  ●   ○   ●   ●  ●
こんな単純な指標で大丈夫かと思われるかも知れませんが、株の指標は単純な方が確実性があるものです。
by 11miyamoto | 2006-11-18 18:02 | 株価予測

PER(株価収益率 price earnings ratioの略)

チャート白本後編でPERについての誤記(55ページ)がありましたので、正しい解釈とお詫びいたします。 ご指摘頂きました方に篤く御礼申し上げます。 有難うございました。

PER=株価÷一株当りの利益です。 また一株当りの利益(EPS)=純利益÷発行株式数です。  要するに現在の株価が一株利益の何倍まで買われているかを示したものといえます。

ところで今東証一部の連結PERはどうなっているのでしょうか。 なんと11月17日(金)時点で
18.5倍まで低下したのです。 この数字は今年6月13日の暴落の時につけた18.16倍と並ぶ低水準まで売られていることを示しています。 昨年同時期が22倍台でその後も上昇して
今年初めに24倍台まで駈け上がったのと対称的な動きをしています(図30参照)。
しかしここ2年間のこの動きを見れば、このような抑制された相場の動きになるのは理に叶っていると見たほうがよいでしょう。 東証一部でPERが18倍台が仕込時で22倍台以上が過熱と判断して売りという一応の基準を頭にセットされても大きな間違いではないでしょう。 ここ2、3年で言えば17倍台当りが絶好の仕込の時といえそうです。 逆に23倍台をつければ持ち株の整理を進める用心が大切です。 個々の株についてはばらつきがあり、一概に言えませんが過去のデータで見れば基準がわかると思います。 基準としては同業他社との比較がよいでしょう。 しかしそれ以上にこの東証一部のPERに気をつけて下さい。 これからの株価はしたがって今までと同様のPERがどんどん駈け上がって株価を押し上げていくというパターンを取らなくて、企業業績の上昇を待って静かにPERの上昇をしていくパターンとなりそうです。
by 11miyamoto | 2006-11-18 14:29 | テクニカル分析