hさん,良い質問有難うございました。
時々私の友人から、「お前の記事は専門用語が多くてよくわからん」と怒られます。 私自身は出来るだけ避けているつもりですが、気づかないうちに使っているようです。 特に要点の言葉で使いますと,後の話の理解の妨げとなりますのでそのような時は hさんのように気軽に質問してください。 まずこの言葉の背景から説明いたします。 株は川の流れのように流れがあり、また上がったり,下がったりと言う月の満ち欠けを繰り返します。 その時に上がり出して一定期間が経ちますと、停滞の時期(川の場合ゆるやかに)がきます。 停滞の時期とは株価でいいますと、株価が一定の狭い幅(今回で言いますと12,000円から 10,500円)に納まり,その中を上下して繰り返すことをいいます。 しかしこれもいつまでもこの動きが続くはずもなく、必ず終わりが来ます。 終わりは宇宙のブラックホールのように、株価がある先の一点に吸い込まれるような動きを しだします。 日経平均の日足チャートを出してください。 その動きがはっきりしだしたのは10月7日(木)の11,410円からです。 その後10月25日(月)に10,575円をつけて三角持ち合いに入る骨組を完成させました。 私が10月25日を当面の株価の底と決めて、徹底して買い推奨したのはこの三角持ち合い にはいったという認識からなのです。 11月16日(火)から大相場が来るといっていましたのは、チャートを見れば判っていただけるでしょう。 ただこの時は早くて空振りに終わりましたが。 それでは次の上値抵抗線、下値抵抗線 。 この意味合いは判って頂けますね。 この線に株価が到達すると跳ね返される線のことです。 問題はその線をどうやって引くのかということです。 じゃあいきますよ。 上値抵抗線から。 10/7 の上髭の上と10/8 の上髭の上を線で引いてください。 ずーと引いていくと12/17の上髭の上にタッチしたでしょう。 これが今回の三角持ち合いの上値抵抗線です。 また12/22の11,209円は完全にこの上値抵抗線の上に突き出たことがわかるでしょう。 これが三角持ち合いの持ち合い上離れなのです。 下値抵抗線は10/25の下髭の下と12/1の下髭の下とを線で結んでください。 これが下値抵抗線です。 hさん判って頂けましたでしょうか。 これを後から見ればコロンブスの卵のように簡単なのです。 チャートが信用されない一番の理由にこの後付けと、ダマシの線が多くて失敗するケース が多いからです。 私の来年の祈願は決りました。 厚かましくも、日本一のチャーチストになること。 夢はでかいほど良いでしょう・
by 11miyamoto
| 2004-12-22 14:58
| テクニカル分析
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