ノイシュヴァンシュタイン城の思い出。  その1

私が訪問した外国旅行の中で,最も印象に残ったのがこのノイシュヴァンシュタイン城を訪れた4年前の旅行です。   有名なお城ですので既に行かれた方もおありでしょう。
アルプスを背にした白鳥城とも呼べれ、世界でも有数の名城でしょう。
建てられたのは1886年、バイエルンの若き王ルートヴィヒ二世が政治を嫌い、ワーグナー
の楽劇に登場する騎士の城の再現を目指して作った城です。
若き王が住んだのは経った半年で、その後謎の死で亡くなります。
余りの散在に住民が暗殺を図ったとも言われています。
しかしこの城はライン川下りとともに、ドイツ観光のメッカとなって今は国民を潤しています。

その時に思ったのは、ある時代には悪王で暗殺され、ある時代には救世主として蘇る時の不思議さでした。
私達は普段余りこの時を意識していません。  空気と同様に自然体で受け入れています。
しかしその時以来私は人がこの時をどの単位で感じているかに、非常に興味を抱くようになりました。
勿論事柄によりこの時は違うでしょうが、ここは株式投資(或は仕事)ということに限ってみましょう。  
一口に株式投資をとっても現物株取引かデリバテイブ取引かで違ってくるでしょう。
又先物取引かオプション取引かでも違うように、今何の取引をしているかによっても違ってくるように時は一様ではないのです。
ただ最近はどのような取引でも,その日決済のデー・トレーデイングが盛んになりました。
これはパソコンで瞬時に決済できる、ネット・トレーデイングの普及がもたらした功罪といえるでしょう。  しかし私個人はオプションのような極めて日にちが限られた取引ならいざしらず
現物取引の方までそれに引きずられた超短期売買は、プロか日銭稼ぎの準プロのされる売買法で、普通の方が真似られる取引ではないと思っています。
昔ならあり得ない取引でした。   プロのみの手数料が極めて安い人だけに許された方のみができる特権でした。
しかし今は手数料も安くなり誰でもができる取引になりました。
何を隠しましょう私もこのデイ・トレを一生懸命にやっていた時期があります。
その時はもう一取引が3,000円になっていたのですが、年間100万円を超える手数料を払っているのがわかり目が醒めました。
勿論これぐらい取引すれば、勝ち数も多いのですが、結構負けも増えます。
そうなると確実に儲けているのは証券会社だけという結果になっていたのです。

それとそこで悟ったことは、その日を含めて10日ぐらいの短期は却って予測が難しいということが判ったのです。
私のブログを丹念に読んでいただければ、私が言っている意味が良くご理解頂けると思います。
私が予測した株価は、大体2,3週間後からはほぼ実現しているのです。
2,3週間後に実現することが、その日や10日間全く当たらない時があるというのは、不思議に思われるでしょう。
それは株価に3つの流れがあるからです。   短期の流れ、中期の流れ、長期の流れです。
その中で一番読み難い流れは長期の流れでしょう。
続いてが短期の流れです。   それでは何故真中の中期(2,3ヶ月)だけが読みやすいのかということですが、それは私は相場(特に日経平均などの指数など)というものが全体の多数決で決るものではなく、必ず全体を引っ張っていくリーダーがいて相場が形成されていると信じているからです。
そのリーダーが残していったローソク足と移動平均線と丸々で、私は中期を予測しているのです。
by 11miyamoto | 2005-02-13 16:51 | 雑感


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