負けない戦いの意味

負けない戦いの意味には二つの意味合いが含まれています。
まず負けない戦いとは、全部の戦いを負けないという意味ではありません。   勿論そんな戦いは実際にはありえません。    私はこれを期間で考えています。
3年間の期間の間でプラスマイナスがゼロであれば,超初心者レベルは脱したと見て良いでしょう。   次は一年間で小さい負けに留めて、通算プラス10パーセント勝てるようになれば初心者。  更に半年で通算10パーセント勝てるようになれば中級者、3ヶ月で10パーセント勝てれば上級者、1ヵ月であればプロレベルということがいえるでしょう。
これは一回切りと言う事でなく、コンスタントに何回(私は最低6回連続は必要と見ています)もという意味です。
要するに、元金をどれくらいコンスタントの速さで膨らますことが出来るようになったかというステージの分け方なのです。  このステージを目安に株式投資をされたら如何でしょう。

その次の意味合いが株式投資の複利計算による増やし方です。
この負けない戦いが出来るようになると、ステージが上がると一気ににスパイラル的に資産家への道を歩むことができるようになるのです。  それが株式の複利運用なのです。
定期預金の複利による増やし方は皆さんご存知ですが、株式の複利的な増やし方での運用法は余り意識されておられる方が少ないのです。  
定期預金の利息は年間決められており、20年後は年齢、地位に関係なく同じ額です。
それに対して私が提唱しましたステージ上達法で最短コースを歩まれれば、定期預金の何千倍何万倍という天文学的な利益を生むことができるのです。
キチンとステージを段階を踏んで上げてこられれば、定期預金では出来なかった期間でどんどん短縮されてスパイラル的に財産を作り上げることができる仕組みになっているのです。
そんな素晴らしい夢を打ち砕く唯一の怖い投資法が、このステージを無視した短期の値上がり期待と安全ネットを張らない博打投資なのです。    このカモをプロが鮫軍団よろしく狙っているのです。   そのような双六でいう何遍も振出しに戻るという株式投資から、始めは亀の歩みでも徐々にステージを上げ加速をつけて、10年後、20年後に真の株長者になってください。
その基礎の初歩の負けない戦い方をこれから書いていきたいと思っています。
これでお判りでしょうか。  何故明日の株価や先物投資の記事を書かなくなったのかを。
初歩の間の基本は目先の勝ち負けではないのです。   基本を忘れた毎日の株式投資を何年やっても双六の振り出し地点から1歩も出ないでしょう。
問題はそれにいつ気付くかということです。   私は今失礼ですがどんどん訪問者が減ることを願っています。   今の半分いやもっと減って10分の一でもよいでしょう。
そして何年か経って私が言っていたことが間違いがなかったことが理解されれば、その時からやり直されたほうがその人達には良いと思っています。   その方がお互いに良いと考えるからです。
その時こそ去った人は株式投資がナンなのかを理解されるでしょうし、もし私が間違ったことを教えているのなら被害に遭わなくて済むからです。 
しかし反面このブログのなかから、今話題の米人カリスマトレーダーのラリー・ウイリアムズ氏
のような方が一人でも二人でも出てこられることを願っています。
ちなみに彼は1年間で1万ドルを114万ドルまで増やした前人未到のトレーダーです。
何故彼がそんな凄いことが出来たのかは、先の説明でご理解いただけたでしょう。
先ほどの計算では、1ヵ月絶えず50パーセント強で勝ち続けていけば、たった1年後には100万ドルを超えてくるのです。  これが短期回転売買とデリバテイブのレバレッジを効かした最終ステージの究極の投機です。   株式投資の本当の醍醐味は、この複利スパイラル投資という人間の知恵の極致を垣間見れるかどうかではないでしょうか。
それに比べれば今日や今週勝った負けたの楽しみは子供のお遊びに見えてくるでしょう。 
その全ての基本が負けない戦い方を憶えて、どんどんステージをあげたからこそ出来た偉業だと信じています。
by 11miyamoto | 2005-05-08 18:37 | 十一の五六


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