私と古い株仲間の間で,株の分析はチャートかファンダメンタルかで2年前に言い争いになったことがあります。 その友人曰く,株をチャートで分析するのは「車をバックミラーで運転するようなものだ」と言われたことがあります。 この例えは見事でその時は一本技ありを取られたことを覚えています。 しかし1年後私がチャートで予測した株が殆ど予測の範疇に収まり,今度は私が一本技ありで勝負を分けたことがありました。
確かにファンダメンタル派の方が言われるように、チャート分析も読みようによってはいく通りもあり問題のあることは事実です。 チャートが株の歴史なら,本当の歴史も研究の価値がないのでしょうか。 (済みません,変なところで終わってしまいました。 昨日映画を見て遅くなり,眠くて寝てしまいました) 映画は「北の零年」でした。 見られた方も多い良い映画だと思いますが、吉永小百合主演で、明治3年淡路島の稲田家が徳島藩との確執で北海道の静内へ移封される物語でした。 奈良県の十津川村が北海道で新十津川村を造ったのは知っていましたが、隣の県のこの話は初めて聴きました。 たった140年前の話しなのに歴史,歴史と言っている割には疎いものです。 本題へ戻りましょう。 昔の映画で「歴史は繰り返す」と言う名画があった記憶があるのですが、この言葉どうりに私も繰り返す可能性が極めて高いという思いになってきました。 それがチャートへの思い入れであり,歴史に対する深い関心になっているのです。 何回も書きました「己を知る」ということは、自分を突き詰めても行き止まりになるだけでしょう。 己を知るには他人を知り、お互いのルーツを知る歴史の中でしか知ることは出来ないと思います。 人間の営みは水の流れのように,過去を背負って流れていきます。 それと同様に株の流れもチャートに克明に,過去から現在そして未来へと映し出されていくと信じています。
by 11miyamoto
| 2005-06-05 23:03
| テクニカル分析
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