もう一つの銘柄選別法。  (永久保存版)

もう一つのとっておきの銘柄選別法があるのです。   ただこの選別法は、前の選別法が一つのふるい(26週線)だけだったのが、もう一つふるいが増えます。
そのふるいとは52週移動平均線と前に紹介した3線の上アリア(週足チャートでは上から順番に株価、13、26、52週線と並ぶこと)です。
そのふるいをパスした銘柄を使って具体的に説明していきましょう。
山善8051。  機械・工具の専門商社です。
チャートを見ますと見事に52週線が右肩上がりでしょう。  次に3線(13、26、52週線)が
基本的に3線の上アリアを形成していることが確認できます。   そしてこの52週線を株価がタッチした時を狙うのです。   最近では05年4月18日325円、その前が04年12月14日の
290円、更にその前は少し先で04年5月18日の227円。
この安値をつけた日の日経平均を調べてください。   全部大幅に日経平均も調整しているでしょう。   この時こそ買い時なのです。   この日経平均が調整した時に連れ安というのが、個別株の仕入れ時なのです。  これ以外の時に52週線にタッチした場合は、その個別株固有の問題がある訳ですから、余りお奨めしません。   日経平均の調整での連れ安、ここを狙ってください。   このような条件を満たす株を見つけた場合のパーフォマンスは、吃驚するほど高いのです。   04年5月が240円としても年率60パーセント台、次の04年12月が300円で仕入れたとして年率換算してこれも60パーセント、更に05年4月の仕入れ値が330円なら
年率換算で120パーセントと驚異的なパーフォマンスを誇ることになります。
更にこの銘柄選別法には先の26週線選別法よりも利点が多いという嬉しい選別法なのです。
まず銘柄の数が多くなること、26週線よりも持続する可能性が高いこと(つまりロスカットの回数が減ることです)、それと上げ下げの山と谷が深く利益率が高いというよいことずくめの選別法なのです。  これは正直いって有料の範疇の情報でしょう。  随分迷いました。
書こうか書かないでおこうか、でもこの半年余り私のファンとして1、000人余りの方が毎日訪問していただいたそのお礼といっては失礼ですが、感謝の気持ちで書きました。
もし私のブログがもう一桁多い1万人だったら、そしてコメントを通じた心の通い合いがなかったら絶対に書かない記事でした。   何故ならこの手法でなら絶対にプロでも負けない自信があるからです。   そして真似ていただくのに、これぐらい単純、明快、間違いようがない手法はないと自負しているからです。 

(注)この部分の記事は近い内に消すかもしれません。  それは毎日訪問している方だけに限定したいからです。  ご理解賜りますようお願い致します。 株を初めてまもない方は、この意味するところが失礼ですが十分お判りにならないかもしれません。
しかしこの記事は、私が44年間株をやり始めてからの到達し得たエッセンスです。
随分道草を食い、無駄な金と時間を投資し、いわば自分の子供達のような存在なのです。 
私はこのブログでここ10日間に書いた初級者講座を、私の子供達に残せただけでも生きてきた甲斐があったと思っています。
by 11miyamoto | 2005-06-06 17:20 | 十一の五六


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