私が3線のアリアやSSC投資法に思い至ったスタートはモーツアルトの音楽でした。
「アマデウス」という素晴らしい珠玉のモーツアルトの音楽をバックにした映画が随分前に上映されました。 その時にイギリスの名優で名前は忘れましたが、モーツアルトを毒殺したのではないかといわれるサリエリ役の演技に陶酔したのです。 「楽しみを犠牲にし、敬虔に神に仕えた私には、天才モーツアルトの音楽を味わうだけの平凡な能力しか与えず、あの軽薄なモーツアルトに神は作曲の才能を全て与えられた。 私は神を呪う」 「パーフェクトだ。 どの音符も全てが生きている。 どの音符を引くことも、足すことも出来ない。 この音符には神が宿っている」というサリエリの台詞があるのですが、この文句に痺れたのです。 それで1度だけでも本物でなくても、モーツアルトの楽譜を見たくなったのです。 私は楽譜は読めません。 ただモーツアルトは母から戦時中に防空壕の中で聴かされたピアノソナタが子守唄というぐらい、モーツアルト信仰の厚い人間ですので是非見たくなったのです。 そして後日楽譜を見てサリエリのような高度の理解ではないのですが、その音符の綺麗な並び方を見てそこからモーツアルトの音楽が流れ出て耳に聞こえ出したのです。 そして美こそ真だと思うようになった訳です。 真には必ず美がある。 流れるような美しさがある。 それが株にもある筈だということから、3線のアリアが私の頭の中に誕生したのです。 そしてモーツアルトの主旋律から次々に流れるようなメロデイも、戦略と戦術の美しい掛合いと融合への戦法へと発想が広がりました。 今回の株の手法は全て我が愛するモーツアルトから受けた霊感からスタートしたものです。
by 11miyamoto
| 2005-06-06 18:35
| 雑感
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