ゴルフ好き人間は株が好き。

これはかなり前から判っていましたが、この間テレビの株式での放送でもこの話が出ていました。     私の例で見ても本当にゴルフ仲間のなかには、株が好きな人が多いようです。   中には携帯電話で株のやり取りをしながらプレーする人までいる始末です。   碁や将棋が目の前の相手と戦うのに対して、ゴルフはどちらかというと相手より各ホールとの戦いです。
ゴルフ場の設計者や雨風といった自然現象との戦いになりますから、これが目の前に相手がいない株との連動性があるのでしょうか。    ゴルフ場を設計した人は、パーを狙いに来る人に対して必ず罠を仕掛けています。   それを自分の腕と風などの計算を入れて打つわけですが、これなども株の思考と似ているとも言えます。     ゴルフでも時として余り上手くない人が、ハーフでは良いスコアであがってくる時があります。  ところが後半のハーフではがたがたになって、終わってみればいつもどうりのスコアということがあります。
株でも同様でビギナーズラックで勝ちまくる人がおられます。   しかし続くのは半年とか一年までで、次ぎの年からがたがたということが多いのも似ています。   これは例えとしては攻撃のみのノーガードボクサーみたいなものです。   始めに一発当たれば強いのですが、外れ出すと罠に嵌り見事にノックアウトされてしまうからです。   ゴルフも単純に考えれば、テイショットはフェアウエイの真中に飛ばし、セカンドショットはグリーンを狙い、乗ればカップの穴の向こう側に向けてしっかり打つというだけで良いのです。   株だって上げトレンドの株に乗り、あとはそのトレンドが外れるまでしっかり保有するだけという風に考えれば さして難しい事はないはずです。    ところが出来ないのです、このように単純には。    そこが共通の人を引きこんでしまう魔力なのでしょう。  
by 11miyamoto | 2005-09-11 11:59 | 雑感


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