日経平均 俵に足がかかる。

先週に日経平均が15、900円を割ると、先行き大きな調整が考えられると申し上げました。
今日はそのサポートラインが100円上がって、16、000円が攻防の要の相撲でいう俵に足がかかった状態なりました。    朝に16、036円まで下げて一旦戻しましたが、再び16、100円を割ってきました。これが2番底になって上昇ならばよいのですが、俵を割るまで70円しかありませんので予断は許されません。   ただ個別株で見た場合下げているのは13週線まで余裕があった株が主体で、13週線タッチした銘柄は下がらず上昇含みの展開になってきています。   それと日経平均の騰落率が2月10日(金)で85・8ポイント台まで下がり、今日の下げで当面底の70%台まで下げきったと思われます。   その意味でも過去の経験則通り、今週は月曜が底で週末にかけて上昇というパターンの可能性は高いと思います。    ただその為には今日が終値でこの16、000円のサポートラインを割らないことが第一関門です。

*15:05 残念でした。  ついに俵の外にほりだされてしまいました。   この転落で私が今までずーと主張していました、春から初夏にかけての2万円説はこれで9割以上なくなりました。
しかしこれで一気に大きな下落は考えられなくても大丈夫でしょう。    意外にこれから逆に
何回か上昇する場面も見られます。   しかし当分は上げては大きく下落というパターンが続くでしょう。   従ってこの上げに騙されないことです。     元値に戻した辺りで売却が正解でしょう。   こういった展開が何ヶ月(3ヶ月)ぐらいは続くことを考えておられたほうが無難です。
そしていずれ株価は26週線(15,000円台半ばか)にタッチしにいくでしょう。   多分今回の底値はこの時の可能性が高いと見ています。   何故ならこのように株価がニュウトラルになりますと、底値タッチは26週線になるのです。  そして今回のベースである52週線がしっかりしていますので、この52週線が14、500円に届く5月の連休後辺りから再び2万円へ向けて力強い上昇が見られるでしょう。   要するに今回の調整はこの52週線と株価との間に大きな乖離がでましたので、そのテクニカル調整だと解釈されたらよいと思います。
それが解消される3、4ヶ月後には再び回復するという読みです。    そこで今の手持ちの株ですが26週線タッチまでこらえきれない方は一旦売却も手ですが、そこから大きく下落は考えられませんので持続が望ましいと思います。   今までのように日経平均が長期低落の相場ではありませんので、塩漬け株の恐怖がないからです。   3ヶ月株価の上げ下げはありますが辛抱が大切です。
by 11miyamoto | 2006-02-13 12:16 | 株価予測


<< 日経平均は上げ過ぎの後の休憩。 震度5強の余震。 >>