日経平均は6月1日にブレイクしたのですが、そこからは一旦休息があると申し上げていました。 それが昨日世界金利高を受けたNYダウが198ドル下げて、日経平均も274円安の17、779円をつけました。 心配症の人はこれから再び世界金利高で株高への流れは変わったと思われていることでしょう。 高止まりのNY株や上海総合指数も気にかかることでしょう。 しかし私はこの下落は、相場でいう上昇相場の初押しで絶好の買い場と見ました。 今後5月25日につけた17、370円と、6月8日につけた下ヒゲの17、697円を結んだ短期サポート線がどこまで持つのかが、この上昇相場の第一ポイントでしょう。 これから現れる18、400円近辺の
上値抵抗線(6月上旬現在)をまず破れるかが、その最初の関門です。 大相場初動前に始まる低位株(1株500円以下の株)が乱舞を始めました。 太平洋海運9123などは160円前後で推移していたのが、ここ10日ほどで6月7日に564円の高値(しかし8日には380円に下落でジェットコースター相場)をつけてきたほどです。 相場格言通り、ここの初押しは買いでしょう。 もしこの短期サポート線が頑張ってくれて、最初の関門の上値抵抗線をクリアしてくれますと、8月初めに念願の2万円到達の可能性が見えてきます。